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秋桜揺れる藤原京

先日noteで開催された「#noteクリエイターサポートプログラム」にも応募した「みんなの教科書」の活動の一環で、つい先日5日間ほど、奈良県橿原市に伺って来ました。

今回の目的は橿原市内の橿原神宮境内で催される「橿原夢の森フェスティバル」の取材と、同じく橿原市内にある「藤原宮跡」を訪ねてみることでした。

「橿原夢の森フェスティバル」は、instagramでたまたま実行委員会の方と知り合う機会があって、「みんなの教科書」の取材を申し込んだら、トントン拍子に話しは進み、2日間通って取材をさせていただきました。まだ取材した撮影素材を編集していないので、完成してから、こちらには記事にさせていただこうと思っております。

今回はもう一つの目的であった、一面にコスモスが咲き誇る「藤原宮跡」とは、持統天皇が飛鳥から藤原の地に都を遷した694年以降の、日本初の本格的な都城で、東西方向約5.3km、南北方向4.8kmという古代最大の都です。大宝律令の制定、貨幣の発行、初めて「日本」という国号を使用したなど、その後の日本の歴史に大きな影響を与えたのも、この藤原京の時代です。

この広大な敷地は現在もしっかり管理されていて、大和三山の絶好の眺望スポットとなっていたり、花が季節ごとに植えられ、菜の花やコスモス、キバナコスモス、ハスなどを堪能できます。今回はたまたまコスモスの時期だったので、その美しい風景を見なさなにもご紹介したいと思います。

この日も、10kmほど探索して歩きました。車や公共の交通機関も便利ですが、歩くからこそ見つけられる発見もたくさんあって、その着眼点次第では、大きな観光資源ともなり得ると、私は思っています。

地元の方々があたりまえだと思っていたものが、地域外に出てみると意外に驚かれたりビックリされたりすること、ございませんでしたか?じつはそれこそが、地域を活性化させるための起爆剤となり得るかもしれません。

全国各地には、気づかれずにひっそりと存在を消してゆく文化や歴史がたくさんあります。「みんなの教科書」では、そういう消えゆく文化や歴史も、そうなってしまう前に、映像コンテンツとして残し、後世に伝わってくれたら…といつも思っています。

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読んでくださりありがとうございます。サポートいただいたものは映像動画コンテンツ制作費用として大事に使わせていただくと共に、昨年の心臓手術、今年の難病発覚と病院代もかさんでいるので、その足しにさせてください。