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Gran Concorso di Tiramisu’ 2022 / #1 国内予選優勝

在日イタリア商工会議所が主催するコンクール

「Gran Concorso di Tiramisu’ 2022」
(ティラミスコンクール)

の国内予選にて、


優勝を勝ち取らせていただきました。

僕にとって、初タイトル獲得となった今回の大会。

まずはご協力いただいた会社の上司、同僚たちに最大限の感謝を。




第1回 
Gran Concorso di Tiramisu’ 2022 

 Gran Concorso di Tiramisu’ は
イタリア商工会議所(ICCJ)が主催する
「ティラミスのコンクール」です。



内容としては、

  • クラシック・ティラミス:極めてベーシックなティラミス。

  • イノベーティブ・ティラミス:自分なりに解釈したオリジナルのティラミス。

以上2種のティラミスを考案、作成。
味覚や見た目の美しさ、作業性を審議するといったもの。




2次審査後「これじゃダメかも」

今回の大会の流れは以下の通りで行われていました。

1次審査(書類審査)

2次審査 (2022年5月22日)

決勝戦 (2022年11月25日)


渋谷ストリームホールにて行われた2次審査は

「イノベーション・ティラミスを作り、審議する」

という内容でしたが、、、。


正直に言うと今回の優勝をかざった作品は、
2次審査で作ったものとは全くの別物です!


実際に2次審査で作ったものはこんなんです。


ワインボトルを模したオリジナルの型

というのも。

2次審査後、
会場内では選手達の作品を試食する時間が設けられたんです。

もちろん、同じく決勝進出が決まった方々のイノベーション・ティラミスもいただきました。


、、、おいしかったんですよね。
他の選手の方のティラミスの方が。


辛くも決勝戦への進出が決まった後も、心中は穏やかでありませんでした。

2次審査




決勝戦前にて

さて、決勝戦を迎える日が近づいてきましたが
2次審査のこともあり、不安がつのります。

すると後日メールで発表された大会概要にこんな記述が、、、。


「イノベーション・ティラミス」の内容は変更可能。


、、、急いで作り直しました。


見た目から新たに再考した
イノベーション・ティラミス
チョコレートで作った器。
コーヒー豆を模したマスカルポーネクリーム。



決勝戦の内容は、


「審査員分のクラシック・ティラミスとイノベーション・ティラミスを時間内に作り提出する」

というもの。


試作を何回も繰り返し。

上司に見てもらいながら通し練習を10回ほど行い。

当日前に会場を視察し、冷凍庫や電子レンジの出力をチェックして。

準備万端で迎えます


それでも緊張で手が震えたので、
開始前にショ○ラBBゴールドリッチとウォッカをキャップ1杯分を飲んだ。

練習時のセッティング



決勝戦当日にて

会場には審査員の方以外にもメディア関係者の方々もいらっしゃいました。

心拍数が上昇していくの感じます。

開始前


しかし、いざ始まってみると
開始前にショ○ラBBゴールドリッチとウォッカをキャップ1杯分を飲んだこともあり、
何ら問題なく、練習してきた通りに進められている自分がいました。
(※どれだけ準備しても、いつも大体なんか起きる)



そうして2時間という制限時間の中で仕上げきり、審査員の方々に作品を届けることが出来たのです。

本当によかったです。




え、ジャーナリスト賞って何ですか?

ついに結果発表。
そこで明かされた新事実。


「ジャーナリスト賞」です。

僕はてっきり優勝のみが表彰されると思っていたんです。


しかし、会場内のメディア関係者の多数決によって選ばれる
「ジャーナリスト賞」があることがわかったんです。

表彰式で。


最初の結果発表で「ジャーナリスト賞」に僕の名前があがりました。


その時の僕の心境はこうです。

ジャーナリスト賞 → 2位ということ?



ジャーナリスト賞 受賞 → 優勝は逃したか、、、。(違う)



優勝はもちろんですが、
一般的な視点から選ばれた「ジャーナリスト賞」

これがなによりも嬉しい結果でありました。



来年に向けて(2023年の抱負)

光栄にも、
「Gran Concorso di Tiramisu’ 2022」の国内予選優勝をいただいたことで、さらなる課題が生まれました。


来年、イタリアのミラノで開催される

「The World Trophy of Professional Tiramisu’ FIPGC 2023」
(ティラミスのワールドカップ)

への出場です。


10数国の代表選手が競い合うこの世界大会に勝ち抜くためにも

2023年は全力をもってこれに臨む所存です。



credit
写真 
sweets community 
佐藤ひと美 様




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