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【コミュニケーション】相手の言葉をずらさない

こんばんは、あんぼです。

一回目ワクチン接種(モデルナ)から3日目。左肩の痛みは昨日よりもとれてきました。だんだん通常に戻った感覚。軽く揉んだり叩いてみると通常よりやや痛みを感じるくらい。腫れなし。発熱なし。体調異常なし。頭すっきり!

ということで、今日は「相手の言葉をずらさない」ことについてお話してみたいと思います。

言葉がずれるとコミュニケーションの呼吸がずれる

皆さんはコミュニケーションをとった後にこんな心境になったことってありませんか?

『あれ?今日なんかうまく会話がかみ合わなかったな』
『ちゃんと共感できなかった気がする』
『これで十分に相談に乗ってあげられていたかな』

私がよくそういう反省をするとき、私のほうから相手の言葉をすり替えているときが多いことに気づきます。

例えば、友達との会話。

「元気?」
「うん、元気だよ。そっちはどお?」
「まーね、ぼちぼちよ。でも最近ちょっと体調が悪くて」
「え~大丈夫?我々のような歳になると身体壊しがちだよね」
「・・・」

わかりますよね。相手は「ちょっと体調が悪い」とは言っていますが、「身体を壊した」とは言っていません。

今度はビジネスの例で。

営業:「〇〇さん、お久しぶりです。最近調子いかがですか?」
ビジネスパートナー:「いやー調子?悪いよ。。なかなか商売厳しいね」
営業:「厳しいですよね。。ちなみに今一番何が厳しいですか?」
ビジネスパートナー:「そりゃ、お客さんが来ないことでしょ。」
営業:「お客さん、今財布の紐固いから買ってくれないですよね」
ビジネスパートナー:「・・・」

こちらもわかりますね。「お客さんが来てくれないこと」から「お客さんが買ってくれない」話に持っていっています。

このように相手の言葉をずらして、会話の紡(つむ)ぎ方が丁寧でないとコミュニケーションの呼吸にズレが生じます。

逐語記録のすすめ

上記の例のように文字に起こすと明らかですが、普段から意識していないとそのズレにも気づけなくなってしまいます。

あ~心当たりあるなぁと思った方に一回おすすめなのが「逐語(ちくご)記録」です。会話を一語一語、逐一に言葉を追って書いていきます。すると、「あ!ここでずらした~!」と気づけます。最近はZoomの録音があるのでそれをじっくり聞くのもありですが、できたら書いて文字にするほうがインパクトがあります。(※noterの人はきっと文字好きな方が多いのでわかってもらえるはず!)

実は、私の両親はどちらも産業カウンセラーで、家でせっせと「逐語(ちくご)記録」をその昔テープレコーダーを聴いては書いて、聴いては書いての繰り返しをしていました。当時は内心『こんなことして意味あるのかな』と私はやや冷たく観ていました。

しかし、今やその大事さに気づいてしまい、Observer(観察者)として営業のロープレ指導をする際、私はメンバーとパートナー役の言葉を記録し、細かくFeedbackします。(きっとうざいと思われています、はい笑)するとFeedbackをもらう側も「私そんなこと言っていません」がないし、またObserver側も「細かい言葉は忘れたけど」がないので、よりお互い納得した環境で学び合いができます。

まとめ

相手の言葉はずらさす、会話を紡いでいきましょう。
よかったら逐語記録、おすすめですのでビジネスにも活用してみてください。

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