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湊かなえ「Nのために」を読み終えて

おはようございます、あんぼです。

最近好きが止まらない湊かなえシリーズの感想です。
今回も勝手にコメントを😄
※ちょいネタバレあり

まず個人的な感想だが、イヤミス(読後、嫌な気持ちになるミステリー)を期待するとやや裏切られるかもしれない。

「告白」「贖罪」「少女」「境遇」ほどのえぐられ感はなく、Nの頭文字がついた人たち(ほぼ主要登場人物全員😅)のために各人がそれぞれ違う思いを持ち、すれ違い、不幸な結末を迎える。。。というか、その結末の謎解きが割けるチーズのように10年後に少しずつされるという物語。

ブックオフさん、ありがとう❤️

ドラマ化されているようだったのでTVerを覗いたが配信は終わっていた。残念😆

浮かんだイメージとして、登場人物Nたちがひまわりの花びらのように広がり、それが真円を描かず、でこぼこ並びあっている感じ🌻

でこぼこの正体は歪んだ愛

人が他人のことを思うとき、本当にその他人のためになっているかはわからない。

愛を伝える側とそれを受け入れるrecepter側とは、レゴブロックのようになかなかきれいにハマらない。

そんなことを思わされる。

先に事件がおき、10年後に真相が暴かれていくという構成は、刑事コロンボ好きな私にとっては大好物❤️

愛の形に興味がある方にはおすすめ😊

引き続き、湊かなえさん読み進めます😊

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