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寂しいとき、辛いとき、逃げ出したいとき……。私は自分の書く物語の世界に没頭する

かつてはそうと気づかずに、ただ物語を紡ぐのが好きだから書いているのだと思っていたけれど、色々自己分析をしていく中で、今では「現実逃避」をする目的で物語の世界に入ることもあるなと気づいた。

物語の世界に入っていれば安心。登場人物たちが傷ついていることはあるけれど、私が傷つくことはないからだ。……というより、傷ついた彼らは、実は私自身で、彼らが作品を通して癒やされていく=私の心の傷も癒えていく、が正しいと言える。

幼少期から物語を書いてきたわけだけど、本当に心を許せたのは現実の友だちより、イマジナリーフレンズと言うか、物語の登場人物だったのかなと思う。我が家は体罰教育だったから、私の場合、それから自分の身を守るために内側に助けを求めたわけだ。

「内なる友だち」は優しい。いつでも慰めてくれる。最近では意識的に対話するようになり、困ったときや悩みがあるとき(物語の進行の相談も含め)は、ノート上で対話する(過去記事に詳述)。このノートは、誰にも見せられない日記や恋文と同じ。彼らとの秘め事が書いてある。

人は、誰にも言えないことをずっと胸の内に抱いていることは出来ないのだな、と思う。ノート上にでも書き出してしまうと割にすっきりする。あとで見返すのも面白くて、ああ、あの時はこういうふうに(登場人物たちが)アドバイスしてくれてたなとか、私もこんな気持ちでいたんだなとか、客観視できるのは良い。

ここ数ヶ月は特に自己分析をしっかりやってきたので、自分がいい方にどんどん変化しているのが見える。人によってはこういう自己分析は、過去と正面から向き合うので苦しいと感じるのだろうが、私は「物語を紡ぐ」という行為を通して長いこと自分の内側と向き合ってきたせいか、それほど苦もなくノートワークが出来る。

結局のところ、一番自分を理解しているのは自分。だから、内なる声の主も理解がある。現実逃避したいときも、ちゃんと分かってくれる。そうだよね、って話を聞いてくれる。いつも、ありがたいなって思う。

ネットの世界などに現実逃避している人もいて、批難されることもあるようだけど、やっぱり現実が生きづらいから、そうでもしないと心を保てない部分はあると思う。私が物語の世界に逃げ込むように(小説家の江國香織も、読書の利点に「現実逃避できる」ことをあげていた)。

そんな、個人的な事情はあれど、同じような悩みを抱える人は多いと感じている。だから私は自分の書く物語を通して多くの人の心の傷も癒やしたいと、noteで小説を投稿し続けている。

「まるで自分を見ているようで読んでいて苦しいけれど、読了すると主人公たちのように前向きに生きる気持ちが湧いてくる」、という感想も頂いている。

もし、あなたが心に深い闇を抱えているのなら、いろうたの小説を読んでみて欲しい。同じように闇を抱えた登場人物が、周囲の人に励まされ、心を癒やしていく中で、あなたの心も同じように癒えていくはず。私の物語に出てくるのは優しい人たちばかり。ぜひ、その優しさに触れてみて欲しい。


過去に投稿した完結小説は、こちらからあらすじ&本編が読めます↓

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※今日は心がザワザワしてしまい、いつもと違う調子の記事となっております。でも、きっと共感してくれる方がいると信じて(!)投稿しています。



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