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サフランと猫

一難去ってまた一難。
秋の空気に変わってから、
家に入ってくる虫が少なくなった。


虫の代わりに今度は猫。
猫はかわいいと思うけれど、
あまり好きではない。

幼少期に、猫を撫でようと思って
手を出した瞬間に猫パンチをくらったり、
滑り台の楽しさを知ってもらおうと、
肩に子猫を乗っけて滑ったら、
ものすごい強さで爪をたてられたから
では決してなく。

あの気ままで気まぐれな自由な感じが、
どこかで羨ましいのかもしれない。
いや、羨ましい。


夏ぐらいから、猫が何匹か夜になると
ニャーニャー鳴いて、
家の周りで運動会。
家の裏手にあるベニヤ板の
屋根に登ってドタバタ音がする。
時々猫たちの物音で目が覚めるものの、
それはまぁいいやと思えるのだけれど、
1番困ることは、
プランターの中をほじくり返すのだ。

8月終わり頃にサフランの球根を植えた
プランターが何度も荒らされている。
一度は、深めに埋めていた球根が
ほじくり出されていた。
土をむき出しにしていると、
猫にとっては絶好の場所らしい。

猫対策というワードを検索すると、
困っている人が結構いることを知った。
猫の苦手な匂いは、
ユーカリやミントなどのハーブや、
木酢液など。
ただ、匂いは持続しないし、
猫によって匂いの好みは違うので、
試してみないと何とも。

試しに木酢液をまいてみたけれど、
あまり効果は無さそう...

それならば、
物理的にプランターに入りたくないという
状況にすれば良いのではないか。
ということで、プランターの土に
山椒の枝や柿の枝を土にさしておいた。
これなら猫だってわざわざここに入って
来ないだろうと思って、
2日ほど家を空けていたら、
枝が倒されて、土も掘られた形跡があった。
猫であるという証拠は無いものの、
猫の可能性を疑う。

仕方がないので、枝を土にさすのではなく、
土の上に枝を敷いてみた。
さすがにこれで猫が土の上には
来ないだろう。

とはいえ、何か代わりの居場所を
作ってみようかと思って、
プランターの近くに、
猫が入るのにちょうど良さそうな
果物箱を設置。
中には使い古した服を入れてみた。
これが良かったのか、
朝起きてみると、果物箱の向きが
変わっていて、
中には茶色い毛が落ちていた。


余談だけれど、
野良猫にとって生きていく環境は
なかなか厳しいので、
5年生きるのも大変らしい。
飼い猫は15年ぐらい生きることを考えると、
この差は大きい。

猫について今まで調べたことも
無かったのだけれど、
猫の餌やり問題は賛否両論。
ご飯をあげることによって周りに
迷惑がかかるから、餌をやるなら
きちんと去勢をしてあげるべきとか。
人間が1番環境にも生き物にも
迷惑かけてるよなーと思いつつ。
何にも迷惑かけないで生きていくなんて
無理な話。
内容まとまらなくなってしまったけれど、
とりあえず今日はこの辺で。

サフランが咲くことを祈って。

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