見出し画像

西野亮廣さんは芸人でなく、実業家。「革命のファンファーレ」

キングコングの西野さんは、芸人の枠を超え、
現在めちゃくちゃ影響力のある人ですが、
ちょっと食わず嫌いというか、
どういう活動をしている人か、
私はあまり知りませんでした。

今回、「革命のファンファーレ」という本を読む機会があり、
かなり驚きだったため、noteにしてみました。

3年前の本なので、今更感満載ですが、
今読んでも古臭くなく、今でも通用する考えが
述べられています。

やり方を疑え

とにかく、問題意識がすごい!

これまでの、やり方や風習を疑うことで
そして何かを壊すことで、
ビジネスチャンスにしていますね。

だから、敵も多いというか、嫌われる機会も
多いのだと思います。

人間って自分と違う考え方には拒否反応が出てしまうし、
「安定」を求める生き物です。

「えんとつ町のプペル」という絵本を製作、
販売していく手法を中心に、
体験談を語っていく流れになっていますが、
ホント実業家です。

自分の得意、不得意や世の中の考え方、反応も
熟知し、逆手に取りながら、資金を稼ぎ、
そして利益を最終的にはとっていく考え方は
圧巻ですね。

もちろん西野さんの持つ、芸人としての知名度や
インフルエンサーとしての影響力も利用しているので、
一般の方にはマネできないところもあると思いますが、
「絵本」という、あまり利益が出そうも無いところで
これだけのプロジェクトを実行したところは
単純に凄いところです。

お金を稼ぐな、信用を稼げ

いろいろな話があるなかで、一番響いたメッセージです。

本出版から3年が経過しておりますが、
3年前に比べ、現代ではこの言葉は
より現実的になっています。

昔は「大企業」という企業の看板で
モノが売れる時代でしたが
いまでは、
SNSの出現で、インフルエンサーなどの
個人の信用により、モノが売れる時代に
なってきています。

フォロワー数が多いことは、信用が高く、
影響力を高めるものとなっています。

その信用を稼ぐには、人との差別化を図り、
人が求めるものを提供できる人が
信用を高めるのです。

面白いこと、役に立つこと、お金を稼げることなど
人が求めるものを提供できることが必要なのです。

西野さんは、そのような独創性が凄い方です。

西野さんもそうですが、ホリエモンさんや、
イケハヤさん、やまもとりゅうけんさん、
ひろゆきさんなど、万人に受けるのではなく、
本音で語っているところが見て取れます。

万人に受ける必要は無いのです。

テレビのように、スポンサーや番組のために
出演し、台本通り話すようでは、信用は得られません。

「好感度」と「信用」は別物

「認知」と「人気」は別物だと

この本でも書かれています。

好感度を上げても、嘘をついていれば、
それがバレたときに一気に信用はなくなるのです。

入り口でお金を取るな。マネタイズのタイミングを後ろにずらして可能性を増やせ。

何かを売って、対価としてお金を受け取る。

とても普通のことです。

しかし、先にあげちゃうんです。

絵本も、無料で公開してしまうんです。

そんなことしたら、クリエイターが食いっぱぐれてしまう!!

という批判が上がったらしい。

もちろん、実力がなければ化けの皮が剥がれるように、
ファンは離れてしまうだろう。

しかし、実力があるのだから、問題なし。

逆に、無料で読んだ人が実力を認知し、
信用が上がった。

というわけだ。

まとめ

・これまでのやり方を疑い、問題意識をもつこと
・お金を稼ぐな、信用を稼げ
・入り口でお金をとるな。マネタイズのタイミングは後にずらせ

西野さんのことはこの本を読むまで、
食わず嫌いだったかもしれません。

芸人と見てはだめですね。

実業家としてみないと、
違和感ありまくりです。

というより、職業なんて何個あっても良いし、
縛られことは西野さんも望んでないでしょう。


↓カバーの下にこんな隠れキャラが。おしゃれです。

画像1

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いさみんを気軽にフォローどうぞ♪
■ブログもよろしく
https://isamindo.com/
■Twitterでもよろしくね
https://twitter.com/isamin_do
■メルマガもやってます
https://isamindo.com/mailmag
━━━━━━━━━━━━━━━━━━



この記事が参加している募集

読書感想文

よろしければサポートよろしくお願い申し上げます。