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えひめ呑み歩き

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中国料理 万寿

中国料理 万寿

呑みの〆に食べる一品は、日本各地でそれぞれの流儀があるようだけれど、愛媛の松山にタールメンという一風変わった食べ物を出すお店があると聞き行ってみる。

タールメン、つまりタール麺とは、二番町にある中国料理 万寿さんの看板メニュー。

なんでも五目餡かけそばに、大量の胡椒がかかっているという。
なんともオリジナリティ溢れる魅惑的な食べ物ではないか。

まずはビール。初めての店では瓶ビール。
クラシッ

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かめそば じゅん

かめそば じゅん

松山は、路面電車(いよてつ)で市内中心部の松山市駅を基点に、JRの松山駅も、松山城も、道後温泉も楽々アクセスできるとてもコンパクトで良い街だ。

いわゆる繁華街の二番町に、かめそばという名物料理を出す店があると聞いて、大街道で電車を降り、ブラブラと行ってみる。

かめそばとは。

いわゆるご当地メニュー、B級グルメに位置するものなのだろうか。

ちょっと調べてみると、昭和の時代に「かめ」という食堂

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うわじま きさいや広場

うわじま きさいや広場

じゃこ天が美味しいか美味しくないか、という観点から言えば、現地までわざわざそれを食べに行った私は断言できるのだけれど、間違いなく美味しい。

愛媛県宇和島の、日本に、いや世界に誇るべき郷土料理で、誰もが是非一度は味わってみて頂きたい素晴らしい名物だと思う。

しかしながら、美味しい美味しくないの話ではなく、事が「貧乏くさい」かどうかについてはちょっと考えてしまう。
貧乏くさい食べものって何だろうか

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割烹 田中

割烹 田中

「六時半に門を閉めますよ」
とお掃除中の係の人に声をかけられましたが、まだ30分以上もありますし、平気だろうと思ってずんずん登っていったのですが、ちょっと舐めていましたね、宇和島城を。

もうね、これはもうちょっとした登山ですよ。
マスクしてるのがしんどくなって、たまらずはずしてしまいます。自粛生活で鈍っていた身体にはこたえる坂道ですね、まったく。

これだけの山道を登りますので、山頂のお城からの

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サントリーバー 露口

サントリーバー 露口

ぐびぐび飲みやすい流行りのハイボールに慣れた身には、レジェンドがそっとラワン材の一枚板カウンターの上のコースターに乗せてくれた一杯は、一瞬おや?と思えるほど炭酸がおとなしい。

そして氷が一つ入っただけの8オンスタンブラーということもあって、ややぬるめに感じられて、普段飲んでいるようなタワーで作った強炭酸のジョッキに比べるとまるで違うもののような感覚。

一口目でウィスキーの味がしっかり感じられて

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みゅんへん

みゅんへん

松山市にはJR松山駅のほかに、もうひとつ松山市駅という他所者には極めて紛らわしい市電の駅があって、実は街の中心はその市駅周辺のようなのである。というかJR松山駅には周りに何もない。(*個人の感想です)

その市駅の前にある歴史あるビアホールに。
ここで生ビールと名物の唐揚げを頂くのだ。

生ビールは大ジョッキ(キング)、中ジョッキ(プリンス)、小ジョッキ(クィーン)の三種。
コネクタのオスメスに

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