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『ランチェスターNo.1理論』(坂上仁志)ブックレビュー

はいはいこれまた4月に会社のIさんから頂きました本の中の1冊ですね。ランチェスターですよ、ランチェスター。聞いたことあるようであんまり結構わかっていないランチェスター。
ランチェスターってのは正式には『フレドリック・W・ランチェスター』で、ロンドン生まれの自動車工学のエンジニアだそう。自動車エンジンや飛行機の研究をした流れから、第一次世界大戦のときの軍事法則を見つけて、それがだんだん継承されて『ランチェスター法則』ってものになったんだとさ。
んでね、この本。前に読んだ『孫正義社長に学んだ「10倍速」目標達成術』(三木雄信)に書いてあった“まずは小さくてもいいからNo.1になれ!”のメッセージとのシンクロがエグかった。というかひたすらそのことが書いてあった笑
曰く、『弱者である中小企業には弱者のための戦略(=ランチェスター戦略)』が必要で、『No.1になる方法を学べばNo.1になれる』(P4~5)。レビュー行ってみましょう。 

1章:ランチェスター戦略を理解する14の原則

・ランチェスター第一法則(弱者用):局地戦・接近戦・一騎打ち→戦闘力=質×量(P18)
・ランチェスター第二法則(強者用):広域戦・遠隔戦・確率戦→戦闘力=質×量の二乗。つまり量の多い方が圧倒的優位(P20)
・弱者(=市場占拠率一位以外のすべての企業)の基本は差別化戦略(P26)。製品、価格、流通、プロモーション、サービス、地域の6つの視点で3つ以上組み合わせて差別化を(P28)
ランチェスター戦略とは・・・①No.1 ②足下の敵攻撃の原則 ③一点集中(P36)
┗①ビジネスではナンバーワンにならないと生き残れない。No.1になりやすい順序は1)エリア 2)顧客 3)商品の順(P38)
┗②競走目標と攻撃目標を分ける(=自分より上位の者に勝つために、自分より下位の者を攻撃する)(P40)
┗③いい地域・いい顧客・いい商品に集中。やらないことをきめる(P42)

 No.1になることの大切さについては、孫正義の本でもあった通り覚えてもらうための広告効果が高いためと。加えて面白いなと思ったのは足下の敵攻撃の原則だな。上位の者に勝つためには、直接対決を避けて勢力を拡大するみたいな。一見姑息に感じられるけど、凄く戦略的でロジカルだと感じた。
あと、一点集中については格闘家の平本蓮を想像したな。打撃に絶対的に自信を持っているから、寝技の練習をすることより寝技に持っていかれない練習をひたすらして自分の打撃を生かせるようにする、みたいな。

2章:あなたの仕事に活かす!ランチェスター戦略・基礎編33の原則

「1位以外は死を意味する」(リクルート 江副元会長)「1位以外はビリと一緒」(日本電産 永守社長)(P46)
・「なにを」「どうする」の掛け算で差別化する(P56)
・弱者は「差別化」して「1点集中」して「No.1」をとること。トップがNo.1を目指すと宣言し、小さなNo.1を積み重ねること(P62) 

この章ですよ、この章。もう完全に孫正義の本なのですよ(笑)

3章:あなたの仕事にもっと活かす!ランチェスター戦略・応用編33の原則

・パレートの法則=上位20%の原因が80%の結果を作る→上位20%のいい原因に1点集中していい結果を作り、他80%についてはやらない決断をせよ(P108)
ランチェスター式時間の使い方①朝、人より1時間早く出社 ②休日に働く(平日に休む) ③休みの時期をずらす(P128)
コツコツと毎日1時間、一点集中を作れ(P150)
・行動を変えよ。挨拶・返事・掃除をやれ(P158)
・No.1になることはビジネスで大切。加えて、そのプロセスで厳しい現実を味わうことで人として成長し、謙虚さを身に着けられる(P164)
・稲盛氏は「人として正しいことを経営の判断基準にしてきた」(=公正・正義・努力・勇気・誠実)といった(P166)

パレートの法則についてはいろんな本に出てきたからもうさすがに理解しました。
んで時間の使い方。人より早く出社するとかはまさにやっているし、毎日1時間程度朝活で本読んでいるから「これオレじゃね!?」って興奮しました笑
そして後半には出ましたよ、稲森和夫さんが!こうやって本を読み重ねていくと、結局共通した本質にたどり着いたり同じ人物が出てきて、だんだん正しいことがつかめていくのが面白いよな。

はい、というわけで5冊もらったIさんからの本について、ついに3冊読み終え、レビューが完了。
あとは残りの2冊中、レビューは1冊かな。最後の1冊は、レビューする本っていうより、参考書的な構成なので。それを読み終えたら、もう一回稲盛さんの『生き方』も読みたいし、世界史の本も買いたい。あと、家にある『儲けのしくみ』っていうビジネスモデルを作るコツが書いてある本も読みたいのよね。
忙しくなりそうだなこりゃ。


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