見出し画像

ノマドな映画を観て食うタイ料理はうめぇわけよ

最近の生活サイクルは3時寝-10時起き。

そんな中、頑張って8時に起きて朝っぱらから映画を観てきた。

それがこちら「ノマドランド

夫を失い、職も失ってしまった主人公の女性が、ヴァンに乗ってノマド生活を始め、その中で出会った人々との関わりの中で、本当に自分に大切なものはなにかを得ていくという物語。

ゆっくりと進む物語と、随所に現れる美しい映像風景。それだけじゃなくて、すごいのが役者は主人公を演じたフランシス・マクドーマンドとあと数人だけで、出演するノマドの人たちは本当にノマドをしている人たちだということ。

だからフィクションとドキュメンタリーのあいだを漂うような不思議な映画体験ができた。

決して「ノマドは自由だぜわーい!」って映画じゃなくて、ノマド生活の過酷さをリアルに伝え、その中で人間が何を失い、何を得ようとするかを描いている素晴らしい作品だった。

ちなみに監督は今作で有色人種の女性として史上初のアカデミー監督賞に輝いたクロエ・ジャオ監督は、MCUの新作「エターナルズ」を準備中。

こちらはヒーロー映画であるのに映像美、というよりも「映像の力」を信じて極力CGを排除した作り方をしているそう。

あと主演を演じ、見事アカデミー主演女優賞を得たフランシス・マクドーマンドはなんと3年前にもアカデミー主演女優賞を得ており、その時の出演作「スリー・ビルボード」も大変素晴らしい映画なのでおすすめ。

「ノマドランド」はずっと観たかったのに緊急事態宣言で長らくチャンスが無かった作品だけに、映画館で観れて本当に良かった!


画像1

鑑賞後は一緒に行った友人と近くのタイ料理へ。ここはレビューも良くて一度来たこともあるおすすめの店。
日本人向けのタイ料理ではなく、ちゃんと本場の味で作ってくれるので好き。

当然食べながら「タイ行きたいよね〜旅行したいよね〜」という話になるわけで。タイは2019年に行ったことがあるんだけど、本当におすすめの国。

タイって国は食事は全部美味しいし、物価は安いし、何よりも人が良い。

例えば電車に乗ってて、降りる駅を間違えそうになってた時に(恐らく観光客は必ず降りる駅の手前で降りようとしていたから)気づいた他のタイ人の乗客が何人も「違うよ!」って身振り手振りで教えてくれるような、マジで「ほほ笑みの国」。

はやくコロナ落ち着いて何事もなく海外行けるようになってほしいね〜。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?