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タバコとお酒がなくなると……

「タバコも酒もやらなくて、何が楽しくて生きてるの?」
そんな言葉が真面目に交わされていたのも今は昔。
いや、もしかしたら今でも平然と言ってのける昭和の亡霊がどこかに潜んでいるかもしれません。
時代の流れに取り残され、意固地になる人々は一定数存在するので。

タバコやお酒の愛好家は年々減少傾向にあるといいます。
私の周りでも実感できるほどに減っています。

以前はコミュニケーションツールとしてなくてはならないものでした。
会社や交通機関、飲食店でさえタバコの煙がたゆたい、アフターファイブで同僚と飲みに行くのが当たり前。親戚一同が集まれば飲めや歌えの大宴会。

「昔は良かった」
と、感慨にふける昭和の亡霊たちは放っておいて、タバコとお酒がなくなるとどうなるか考えてみましょう。

タバコがなくなると……

・副流煙による健康被害がなくなる
・寝たばこによる火事がなくなる
・タバコのポイ捨てによる吸い殻がなくなる
・タバコのポイ捨てによる山火事がなくなる
・ニコチン中毒によるイライラがなくなる
・歩きタバコがなくなる

お酒がなくなると……

・飲酒運転がなくなる
・酔っぱらいがいなくなる
・暴行事件が減る
・公道での嘔吐が減る
・アルコール中毒者がいなくなる

いいことずくめですね。
ただし、百害あって一利なしのタバコに対して、お酒は料理に欠かせない場合もあるので料理酒は除外し飲料用にしぼるべきなのかも。

タバコもお酒(飲料用)もない世界。
ユートピア(理想郷)かディストピア(暗黒郷)か。
どっちなんでしょうね。


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