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【10分師匠】「エジソンに学ぶ成功の秘訣」〜浜田和幸〜

どうも、伊志嶺海です。

このマガジンでは、毎朝10分間で偉人の哲理を学ぶPodcastプログラム「10分師匠〜偉人の哲理〜」の内容を発信しております。

音声はstand.fmとSpotifyで聴くことができるので、そちらもぜひCheckしてくださいね。

※喉のコンディションが芳しくなく、noteのみの更新となります。

さて、今回の師匠は浜田和幸さん。
浜田さんは国際政治学者であり、日本の参議院の政治家としてもお務めになられていた方です。

今回浜田さんは「エジソンに学ぶ成功の秘訣」ということで、エジソンのエピソードを話されているのですが、そのエピソードがなかなかインパクトがあるんですよね。

ただエピソードだけ聞くと、「エジソンが変人なだけじゃん!」と思うかもしれないですが、今回はそこから汎用的な学びを吸収してお伝えしていこうと思います。

いくつかエジソンのエピソードがあるのですが、先に総じてエジソンからどんなことが学べたかというと、以下の点です。

起きてしまった不運に意気消沈せず、速攻で前を向く

エジソンが67歳のころに起きた災難のエピソードが紹介されています。なんと、ウエスト・オレンジにあったエジソンの研究施設が火事に見舞われてしまったのです。

連絡を受けたエジソンはすぐに駆けつけ、実験道具や研究資料などの重要物を持ち出そうとしますが、時すでに遅し。施設は全焼してしまったんです。

目の前で自分がこれまで積み重ねてきた研究の賜物が燃えていくのを眺めながら、エジソンが取った行動があまりにも驚愕です。エジソンは家族を呼び、こう告げます。

「こんなに大きな花火大会はまず見られない。とにかく楽しめ。」

藤尾秀昭「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」, 致知出版社, 2022年3月

もう意味がわからないですよね。
これはポジティブと呼んでもいいのでしょうか。

そしてその場に集まった記者陣に対しても、このように話したんです。

「自分はまだ67歳でしかない。明日からさっそくゼロからやり直すつもりだ。いままで以上に立派な研究施設をつくればいいのだ。意気消沈している暇はない。」

藤尾秀昭「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」, 致知出版社, 2022年3月

エジソンめちゃくちゃかっこいいですね。
普通だったら絶望して立ち直れなくなるのではないでしょうか。

67歳"でしかない"という部分にも、エジソンの計り知れない向上心が感じられますよね。大きな仕事をするにはまだまだ十分な時間があるということです。

そのほかにもエジソンは、「1日=24時間」という概念に縛られることを嫌い、針の無い時計を使っていたとのこと。「時間にコントロールされるのではなく、自分で時間をコントロールすべきだ」と、疲れたときに休み、働きたい時に働くスタイルを貫いていたそうです。自分に合った生活リズムを、自分でコントロールすることが大切だと言っています。

確かに自分で決められることは、ストレスなく生きていく上でも大切ですよね。何かに縛られると、やる気も上がりにくくなってしまいます。人生において"自分で"決めていけるものの幅を広げていくようにするといいかもしれないですね。

今日はエジソンのちょっと変わった考え方のお話でしたが、やっぱり天才を言われる人の考え方って常軌を逸していることが多いんですね。でもその中には汎用的な学びも含まれているものです。

エジソンの、いつまでもクヨクヨしない強いメンタルとポジティブさ、そして周りに縛られない自立心を参考にしていきたいと思います。


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