19歳、学生起業を決心するまで
僕の経歴について少し触れさせてもらいます。
僕は神奈川県厚木市という神奈川の真ん中の方の生まれで、
親が公務員ということもあり、生まれてこの方一度も厚木市の実家から動いたことがありません。
大学生になるまでは東京に来るのも手で数える程で、行動範囲が神奈川県内での生活をずっと送ってきました。
中学、高校と公立で進学し、合唱部に心血を注いでいたものの、ビジネス関連のイベントを行うだとか、いわゆる活発的な動きだとかは一度もしたことがありませんでした。
家族や、それぞれの場所での仲間に恵まれ、
様々な経験をしながら自分の将来に夢を抱きつつも、
自分の経歴として胸を張れるものがほとんどなかったんです。
ここで、人生の大きな転機として、大学受験が訪れます。
「肩書きこそ無いものの、抱えきれない程大きな夢を描いた自分ができる唯一のことは、少しでも良い大学に行って可能性を増やすこと」。
そう思い、高校生の僕は、それまで親に勧められて入ろうと思っていた横浜国立大学ではなく東京大学を目指します。
努力を重ね、東京大学に入学し、サークル活動に傾倒していく中で、自分の抱えきれないほどの夢が少しずつ形になっていく喜びを感じました。
入ったBusiness Contest KING 実行委員会というビジネスコンテスト企画・運営サークルで幹部として活動していく中で、大きな心境の変化が起きました。
僕は、僕の人生の指針として「もっと多くの人に影響を与えたい」と感じるようになります。
これは、僕の家族や友達がこれまで僕に与えてくれたものに感謝してもしきれないと思ったからです。
運動音痴で取り柄のなかった自己中心的で独りよがりな自分を、サークル内で胸を張って先導を切らせてもらえるような人間にしてくれた恩を、これまで関わった人に、そしてこれから関わる人に繋いでいきたい。
そして、そのためにはもっと多くの人と関わって、自分を磨きながら、プラスの影響を与える行動を取り続ける必要があります。
指針に沿った人生設計を考えた時、答えは心の中で既に浮かんでいました。
それが起業です。
生活の中に潜む、解決を諦めてしまうような問題を、どうにかして自分の力で変えてやろうとするスタートアップの姿勢に心を撃たれました。
ビジネスの世界に自分の夢を描き、大学一年生のうちにできることを考えました。勉学にも力を入れながら、ベンチャー企業にインターンをしたり、様々なビジネスイベントに参加したり、サークルの幹部としてビジコンの内部設計から必死に学ぶなどしました。
大学生のうちに自分ができる最善の行動は何かと考え、
次の目標としてあげたのが、学生起業です。
まずは、これまで起こしていなかった行動を自らの手で起こし、学んでいくための決断でした。
20歳の起業家東大生としてのブランドを活かしていくことはもちろんですが、将来僕が自分の夢に進むために必要になってくる能力と経験を手に入れることを最も重視して、起業プログラムへの参加などをしており、夏頃に本格的に始動しようと思っています。
僕は、自分の信念を貫くために努力する強い意志があります。
これからの2年、起業を始める時期の私の目標は、
一つ目に学生視点でビジネスに向き合う知識と経験の獲得
二つ目に学生起業という目標に向かう自分の熱意の伝播
そんなことができるような存在になりたいと思っています。
ご閲覧ありがとうございました。
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