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フィリピン人のためのUXデザイン【物品購入・サービス編】

本当に雨季なの?と思うくらいの晴天続きのフィリピンです。
今回は物流や人々のまわりにあるサービスに関するUXデザインをご紹介します。

充実したランドリーサービス

フィリピンでは洗濯機が高価なため、一般家庭にはほとんどありません。そのためランドリーサービスが結構いろんなところにあります。
サービス内容は通常(2日間)だとだいたいPHP40/kg前後、ラッシュ(即日〜明日)はその倍くらいで提供されています。セルフサービスで利用できるのもあるので、スーパーなどで売っている洗剤は一回分x複数個の形で売られているものをよく見かけます。

私はランドリーサービスをよく使っています。
最初の頃は下着やインナーなど小さい衣類が何回か紛失したり(事前に知っていたので安物しか持っていません)、期間内で洗濯が終わらなかったことも多々ありましたが、足しげく通い続けると、店員さんも名前を覚えてくれて対応が丁寧になりました笑

渋滞しているとスナックや飲み物が買える

道路が混み出すと車と車の間を歩く人が現れます。スナックや水を販売してくれるのです。
Grabを活用した際、渋滞したときには必ずといっていいほど、運転手がその売り子からコーラや謎の液体を購入してました。実際、30分で辿り着くはずがプラス1時間かかったりするほど、混雑時の遅延は半端ないです。

スーパー自体の品質などに関係なく同じエリア内だったら同じ値段で商品を買える

日本にいたときの感覚で、ローカル感のあるスーパーだったら安くて、ある程度きれいで整ったスーパーはその分商品の値段が高く設定されてるのでは、、と思ったのですが、私の調査によるとどうやらそういうわけでもなさそうです。(むしろローカル感のあるスーパーの方が高い商品もあったりします)しかし、ちがうエリアに移動すると物価はもちろん変動します。

あと、お得が大好きなフィリピン人なので、まとめ買いで安くなったり、1buy1take(1つ買うともう1つもらえる!)みたいなサービスが普及しています。

フィリピン女性に合わせて設計された商品棚の高さ

私は比較的身長高めなので、日本だと目線の高さか、少し上くらいに陳列棚の最上段がある場合が多かったのですが、フィリピンの薬局にあるフェイスマスクや化粧品といった女性向け商品棚はそれよりも低めになっていました。

フィリピンの人たちは身長が低めな人が多いので、それに合わせて適切な高さに設定したのかなと感じました。そして私は下の方にある目玉商品に気づけなかったりします。

いかがでしたか。それぞれ、フィリピンでの生活に浸っている今だからこそ実感できたことだなと思います。今後もフィリピンUXにアンテナを張りながら随時レポートしていきたいと思います。

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