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理学療法士のイギリス大学院留学~なぜ大学院?~

さて、早速本題に入っていこうかと思います。

今日は、

私が何故大学院留学を志したか?何故海外を選んだのか?

のお話をさせて頂きます。

まず、理学療法士養成校在校時代、さらには入学する前から、『スポーツに関わる仕事がしたい』といった気持ちで理学療法士を志しておりました。そのような志で理学療法士になった方、志している方も多いかと思います。ただ、それ以前に私自身、『医療を学びたい』といった気持ちがあったこと、スポーツ整形外科にて活躍している柔道整復師の先生に、『俺らは整形外科疾患しか診れない。自分が理学療法士になるんであれば内部疾患や脳・神経疾患まで診たいと思うな』といった言葉を頂き、3次救急の総合病院に入職を決めました。本題はそこではないので、詳細は割愛させて頂きますが、そこでの仕事は非常に貴重な経験でした。

理学療法士3年目を迎えた辺りで、今後の進路や今後自分がどのような理学療法士になりたいのか?このままでいいのか?チャレンジは?とか色々な事を考え始めました。総合病院でのリハビリテーション業務も、日々勉強であり、非常に充実感もあったのですが、なんとなーく将来について考え始めてました。

そこで、

やっぱりスポーツ関わりたいな

と、やはりここでもぼんやり、なんとなーく思い始めました。働いていた総合病院ではスポーツの『ス』の字も無く、外部へ出ていく事が必要でした。

外部勉強会や学会等には1年目から積極的に参加していたのですが、特にそこでのツテもなく。

養成校時代の先生に相談させて頂き、やっとこさあるスポーツチームで理学療法士をされている先生の現場を見学させて頂く機会を得ました。

アメフトのチームでした。

感想。

明日からよろしくって言われても今の自分じゃ何にもできない。

ですよね。普通。

その理学療法士(アスレティックトレーナーの資格もお持ちでした)の先生に相談して言われたのが、

修士は取っといた方がいい。

論文の読み方がわかるから。

ろんぶんのよみかた?まあまあ読んだりもしてましたけど、読み方って?今まで正しく読めてなかったんじゃない?って悟りました。

養成校時代に卒業研究もしましたけど、そんなんじゃしっかりと論文も読めるようにはなりませんわな。と、その時に気づいたわけです。遅ればせながら。

ただ、大学院・修士と聞くと、その時に抱いていたイメージが

研究・Research

でした。そして、自分自身、

研究向いてない。あまり興味がない。

とも思ってました。(研究を否定するわけではなく、むしろ研究職の方々はかなりリスペクトしております。)

研究は嫌だけど、その当時、患者の治療で壁にぶち当たることも多々あり、参考書を読み漁る、勉強会・講習会・学会等に出る、たくさんやってきました。そこで論文も少しずつ読み始めていた時期だったので、読み方を学びたいと、素直に思ったわけです。そんな動機で、

そうだ。大学院に行こう。

と、決めたわけです。

その日から私の大学院調べ、大学院探しが始まったわけでした。

養成校の先生方、職場の医師、修士号をお持ちの上司、通っている先輩、同期に話を聞き、インターネットで調べ、思ったことは、

やっぱり研究なんだな。

でした。

1つの分野・事柄に集中して勉強できることは魅力的でしたが、やっぱりなんか違う、と自分の勘が感じてました。

探していた時に目に入ってきたのが、『専門職大学院』というもの。研究指導や論文審査を必要としない大学院のようです。しかし、理学療法、ひいては、医療系の大学院にはほぼ存在しません。当たり前ですね。

人の命を預かっている医療の世界において、ブラックボックスはあり得ない

んです。そりゃ論文もしっかり読めないと生き残っていけません。

研究もしなきゃな。修論も当たり前に書かないとだよな。研究か。。。働きながら通ってる人すごいな。。

ということで、大学院進学を決め、国内の大学院を調べ始めることになりました。

やはり、関わりたかったスポーツの分野での教室を中心に、Googleで検索したり、関連論文の著者から探したり、先輩方や医師、養成校時代の教授に聞いたりと様々な方法で調べてました。

最初は働きながらを考えていた為、関東圏で探してはいたのですが、中々『これ!』といったところが見つからず、、、分野をもう少し広げて探すことも考えておりました。

しかし!

私には強力な援軍がいたのです。新卒で入った1年間一緒に働かせて頂き、私が理学療法士2年目の時に退職し、イギリスの大学院に留学された先輩がいたのです。

海外なんて全く考えてなかった私ですが、まず相談してみようと思い、そこから私の海外大学院への道が少しずつ開いていったのです。

なぜ海外?

に続きます。


海外大学院への留学を考えている、もしくは、考えていないあなたでも、私にとっての先輩がそうであったように、強力な援軍として、何でも相談に乗ります。
こちらに直接コメントとして書いていただいても、TwitterのDMでも構いません。どんなことでも聞いて頂ければと思います。


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