屋久島旅行記
どこか温泉に行きたいな〜と思って旅行会社のサイトを見ていたら、屋久島にあるホテルが目に止まりました。私にとって屋久島というと縄文杉のイメージしかなかったので、そのサイトだけみても今ひとつ旅の具体像が浮かんできません。ただずっと都会にいて、なんか圧倒的な自然に触れたいなという思いもあり、深く考えずに行ってみることにしました。その結果、予想以上に最高の旅になったのでここに記録しておきたいと思います。
なお、今回はシーズンが合わなかったこともあり縄文杉や白谷雲水峽といった原生林のほうには行っていません。
1日目:屋久島にたどり着くまで
屋久島に行く方法は、大きく分けて飛行機と船とがあります。どちらにも良さはあるのですが、鹿児島に住んでいないのであれば飛行機がより手軽かと思います。
理由は、鹿児島空港と鹿児島港の場所にあります。
鹿児島本港はわりと市街地に近い場所にある一方、空港は「霧島市」という鹿児島市街からバスで1時間ほど北に行った場所にあります。そのため、船で屋久島に行こうとすると、鹿児島空港から港までの移動(リムジンバス+タクシー)で1時間以上を要することになってしまうのです。
ちなみに、鹿児島港から屋久島まで船で行った時の所要時間は、
と、移動時間そのものも飛行機(40分間)と比べると長いです。海路を選択することのメリットとしては、空き時間に鹿児島市内の観光ができる、海の旅路をゆっくり楽しめるなどが考えられますので、日程に余裕があるときは船旅を考えても良いかもしれません。
では、飛行機であればどのルートが良いのでしょうか? 羽田から屋久島への直行便はありません。屋久島空港への定期便があるのは、伊丹・福岡・鹿児島の3空港なので、以下の3通りのルートが考えられます。
羽田 ー(1時間10分)ー 伊丹 ー(1時間50分)ー 屋久島
羽田 ー(2時間)ー 福岡 ー(1時間10分)ー 屋久島
羽田 ー(2時間)ー 鹿児島 ー(40分)ー 屋久島
これだけ見ると、飛行機に乗ってる時間はだいたい3時間くらいで、チェックインとか乗り換えとかに合計2時間くらいみて、どのルートも大して変わらないんじゃない?と思われるかもしれません。私もそう思って、ANAのアプリにお勧めされるままに(唯一空席のあった)福岡ルートで予約をしました。
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