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[#56] ブライトン&ホーヴ街歩き②Brighton Open Market

ブライトン駅 Brighton St. から徒歩10分くらい北東に歩くとある屋根付きの広場にブライトン・オープン・マーケット Brighton Open Matket はあります。

ブライトン・オープン・マーケットは、第一次世界大戦が終わった翌年の1919年に、行商が集まる非公式な市場(=闇市?)として別の場所で始まり、1926年に現在の位置に移動してきました。
約100年ある歴史の中で、古い建物は一度取り壊されていて、1960年代ごろに今のマーケットの形になったようです。

現代のような資本系スーパーマーケットが街のあちこちにできる前、オープン・マーケットは近隣住民の買い物の場として親しまれてきました。肉屋、魚屋、八百屋などの小売屋さんが集まる、東京で言うところのアメ横みたいなものだったのでしょう。(規模は全然違いますが。)

長い歴史の変遷の中、現在のオープン・マーケットが取り扱うものは食品に限らなくなってきて、理髪店や絵画店、ホビーショップなど、多種多様な個人商店が集まる場所になっています。(東京で言うところの中野ブロードウェイ的な。これまた規模は全然違いますが。)

広場の中央には、レンタルできるマルシェ小屋(屋台?)があって、そこに定期的にクラフト作家が集まってクラフトマーケットを開いたり、毎週第一土曜日にはヴィーガンマーケットが開かれたり、地域のコミュニティスペースとしても機能しています。

オープン・マーケットの中にはいくつか飲食店があるのですが、その中にコルパン Korpan というお店があります。

コルパンの提供メニューはピビンパやカツカレー。
そう、ここはKoreanとJapanese料理のお店。なのでKor(ea&Ja)pan。
良いネーミングですね。ジャピア Japeaよりずっと語呂が良い。

こちらのお店、あまり地元でも有名ではないようですが、#53で紹介したPOMPOKOよりも私は好きでした。
お店の外にイートインできるテーブルがあるので開放感があるし、けれど屋根があるから天候に左右されないし、空いてるし、高くないし、美味しいです。

ここの魅力を伝える記事なのに、写真を全然撮らなかったことが悔やまれます。けれどお近くにお立ち寄りの際はぜひ。

ではまた。

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