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今年は楽農家を目指します

飲食店に行って、「食材費高騰により、●●の提供は中止しております」というのをみるようになりました。今年は、まだスタートに過ぎず、本格化するのは来年以降と思っていました。でも、もう問題が顕在化してきた感じです。

いよいよ、このゲームも次のステージに突入したようです。

食料危機を理由に、昆虫食の普及にも力が入ってきているようにみえます。

昆虫食の危険性については、いろいろなことが言われています。今、盛んに話題になっているコオロギ食に関しても、2018年時点で、内閣府の食品安全委員会が注意喚起をしているという指摘があります。

正直、私には、具体的にどのようなリスクがあるのか、断言するのは難しいです。はっきりしたことは、よく分かりません。しかし、少なくとも安全性が担保されているといえないことだけは確かでしょう。

既にコロナ&ワクチン散々な目に遭ったと感じている人たちからしたら、とてもではないですが、今の時点で、昆虫食を受け入れるというのは、無理な話です。

そんなことから、原材料に昆虫を採用することを発表した企業に対しては、ネット上で批判が集まっているとも聞きます。消費者が団結すれば、企業だって黙っていられないだろうという考えもあるでしょう。

もちろん、そうした消費者の声に意味がないとは言いません時間稼ぎくらいにはなるはずです。しかし、そんな消費者の抵抗行動によって、昆虫食への流れ自体を止めることはできないだろうと考えます。

原材料の表示ルールや法律をいじくられてしまったら、区別だってできなくなります。そうなれば、どんな企業でも、昆虫を原材料にした食品をシレっと販売できるようになるでしょう。今の生活を続けていたら、知らぬ間に昆虫を食べていたなんてことは、十分にありうるわけです。

したがって、この問題への根本的な対策は、そうした食品に頼らず、自分たち自身で、自ら食べ物を生産できる仕組みを作っていくことになります。

大変です・・・。

思えば、ワクチン対策は簡単でした。ただ、「打たない」だけです。同調圧力?職場での嫌がらせ?関係ありません。「打たない」だけで済みました。

でも、今度は違います

食料危機や昆虫食に対しては、農作物を生産できるようにしなければいけないという、かなり能動的な対策が求められるわけです。それは、きっと難しさの次元が異なります。農業経験のない人からしたら、それこそ全くワケが分からない世界のはずです。

そんなわけで、私個人としては、一昨年から現場に出かけて情報収集を始め、去年、一通り、田んぼと畑をやってみました。かなりハードでした。

とくにハードになってしまった理由は、自分たちで消費しきれない多種多様の野菜を、無鉄砲にたくさん作ってしまったからです。食べることもできないほどの野菜を作るのに多くの手間をかけ、一方でたくさんできてしまった野菜たちを前に、売ることもなく、食べることもできず、ただただ呆然とするという苦痛・・・正直、かなりシンドかったです。

そこで今年は、もう少しメリハリのある作付けを考えたいと思っています。ポイントは、以下の3つです。

1.コメとイモ類を中心に据える
コメとイモ類は、私たちの食における重要性が非常に高い割には、比較的手間がかからない。ひとまず、コメとイモ類がきちんとできていれば、食料事情はかなり安定する。

2.できる範囲でダイズを育てる
何かと昆虫食が話題に取り上げられるのは、タンパク源確保の問題があるとされているからである。この問題を克服するため、タンパク源としてダイズを育ててみる。将来的には、味噌・納豆などの製造も考えたい。

3.野菜類はひっそりとやる
野菜は、なるべく手間がかからない程度の規模で栽培する。具体的には、ナス、ピーマン、インゲン、キュウリ、シシトウ、ダイコン、キャベツ、レタスあたりをそれぞれ5株程度とする。

とりあえず、こんなところです。いや、これでもそこそこに大変かもしれません。でも、去年に比べたら、だいぶ楽になるのではないかと思っています。というか、今年は、より楽にできるようにしたいのです。

テーマは「楽農家」です。それこそが、持続可能な仕組みの秘訣でもあると思います。

張り切って、いってみますよー


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