こちらの著者が書かれた前作の「ヒップな生活革命」も良い本でしたが、そのアップデート版にあたる「Weの市民革命」という著書も現状のNYを知る、という意味での良書でした。

そういえば先日のテレビ番組でNYの「ストリート冷蔵庫」の取組が紹介されていました。いつも先進的なアイディアはNYからはじまる、と思っていましたが著書を読んでいると、それは人種の多様性以前に「家賃が高い」という現実的な問題に対しての生き残り策として、人々が挑戦する背景があることを知りました。

コロナが広がりはじめた2020年、2月に行くはずだったイタリア旅行がキャンセルになり、それでも状況を楽観視していたので、同じ年の6月にはポートランドとNYを巡る旅行を計画しチケットをおさえていました。あれから2年が経ちましたが、まだまだ海外旅行の目処は立ちません。海外の色々なトレンドや空気を自分の身体で体験できない日々は、正直ストレスです。はやくまた海外をあちこち見て回れる日が訪れてほしいものです。

Weの市民革命（佐久間裕美子、2020年、朝日出版社）

【本日の朝食】

緑のサラダ（キウイ、スナップえんどう、ブロッコリー、レタス、アスパラ、カッテージチーズ）とパンにて。