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2023年の最初の講座! 一新塾OBで熱海のまちづくりの市来広一郎さんの『熱海・現場視察講座』を開催!

1月9日は、2023年の幕開けの一新塾講座の第一回目!
一新塾OBで熱海のまちづくりに奮闘されている市来広一郎さんの現場にお伺いして、「講義」と「まち歩き」と「ワークショップ」の『熱海・現場視察講座』を開催いたしました。

かつて熱海は年間530万人の宿泊客が訪れる全国有数の温泉地。
しかし、2011年には246万人に激減。市来さんのアクションもトリガーとなって、2015年には宿泊客が60万人増え、307万人になりました。この奮闘記は、市来さんの著書「熱海の奇跡」にて詳しく紹介されています。

2006年、市来さんは、コンサルティング会社に勤務時代に、一新塾第18期に入塾。一新塾でプロジェクトを立上げ「100年後も豊かな暮らしができる熱海」ビジョンを生み出しました!

そして、生まれ育った熱海にUターンして塾生時代に脱サラ起業。

2008年にatamistaを設立(2010年NPO法人化)。
体験交流型プログラム「熱海温泉玉手箱(オンたま)」をプロデュース。

2011年には株式会社machimoriを起業。
補助金に頼らず、ビジネスの手法でまちづくりに挑戦。
シャッター街の熱海銀座商店街の空き店舗をリノベーション。

第一弾、2012年に「CAFE RoCA」をオープン、
第二弾、2015年夏に「Guesthouse MARUYA」を、
第三弾、2016年にコワーキングスペース&シェアオフィス「naedoco」を、第四弾、2019年に「ホテル ロマンス座カド」をオープン。
第五弾、2022年に「Kiten slow & work stay」をオープン。
そして、2023年1月にオンたまが復活し「熱海おんぱく2023」開催中です!

市来さんの講義では、一新塾入塾から16年の密度の濃さ、その歴史の重みをひしひしと感じさせていただきました。ガンジスから20年、バックパッカー時代にお感じになられた思いが、ビジョンの源泉となっていること。コンサルタント時代に毎月熱海のカフェで過ごした居心地のよさがビジョンの源泉になっていること。とても深く染み入りました。

「まち歩き」では昭和レトロの街並みと新しい文化が融合する、まちの魅力を肌身で感じさせていただきました。

「ワークショップ」では、観光以外の目的で訪れる人を増やすためにどんなことが考えられるかを意見交換。市来さんとの対話の中で、いろいろな創造の可能性にワクワクいたしました!

■塾生の皆さんのご感想や胸に響いたお言葉です。

●自分だからこそのビジョンをいかに描くか?
●対象者を絞ることの重要性
●一人一人としっかり向き合う
●現場を歩いて、現場の人の声を集める
●小さくても行動を積み上げていく
●仮説を立てては現場で実験の繰り返し
●点を打つ。点がつながる。
●地元の価値を再発見し、楽しむ
●ファンをサポーター、プレイヤーにしていく
●課題を発信することが大事
●観光目線だけでない住民目線
●「働く」だけでなく「暮らす」を意識する
●多くの人の考えをよく聞きビジョンをつくる
●100万人が一回来るより1万人が100回来るまち
●まちの変化を楽しみながら内面の感情の変化も楽しんでいる
●まちづくりの原点を知った気がした

『一人ひとりに向き合い未来を描く』
今年のメッセージの色紙の言葉です。
現場で出会った一人ひとりと向き合うことが何よりの土台となっていること、深く実感させていただきました。

そして、志をずっと貫いて、試練に直面しても、真摯に自分と向き合い、自分が変わることからの社会変革に挑み続けている姿勢に、主体的市民のモデルを示していただきました!


■大前研一創設 NPO法人一新塾(東京・大阪・名古屋・仙台)
「一新塾体験セミナー&説明会」開催中!(リアル・オンライン)
https://www.isshinjuku.com/

■『第二の人生は志を生きる~サラリーマンから市民への転身』(一藝社)
NPO法人一新塾/森嶋伸夫 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4863592485

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