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一新塾講師に非電化工房代表の藤村靖之氏『非電化と自立力で文明の扉を開くローカルアントレプレナー』

先週は、非電化工房代表の藤村靖之氏のオンライン講座。
テーマは『非電化と自立力で文明の扉を開くローカルアントレプレナー』でした。藤村氏の一新塾での講義は22回目。

藤村氏はこう語りかけます。
「いま僕たちは文明の転換期を生きている。転換期には困難を覚悟せざるを得ない。環境の破綻、資本主義の破綻、社会保障システムの破綻、国際平和の破綻、テクノロジーの暴走、民主主義の破綻、保健衛生の破綻、食料の破綻。こうした困難に凛と立ち向かい、克服してゆかねば、次の文明は開かれない。」

藤村氏のこれまでの歩みです。
1973年より(株)コマツ技術研究所にて熱工学研究室長などを歴任。84年に(株)カンキョーを設立。発明した電子式空気清浄機クリアベールは、世界記録となる累積250万台を販売。99 年に(株)発明工房を設立。現在は、栃木県の那須町で非電化工房を設立し、電気に依存しない新しいライフスタイルを実現する発明に尽力。さらに「地方で いいことで 愉しく稼げる仕事」を生み出したい人のための“月3万円ビジネス”を提唱し、ローカルアントレプレナーを育成されています。

地球温暖化による世界的な酷暑は待ったなしで、
これから切実な深刻な状況が懸念されていますが、
「僕たちの責任」とのお言葉がズシンと響きました。

藤村氏は、
昨年11月に「地球の冷やし方」を出版!

「私たちが当事者として出来ることがまだまだある、
マインドセットに亀裂を入れて、義務感でなく、
愉しく生活に革命を起こそう」

また、「ものづくりを企業だけのものとしないで、
私たちも自分でつくる、みんなでつくる、
ものづくり革命も起こそう」
と呼びかけられました。

塾生の胸に響いたお言葉の一部です。

●科学者は悲観的なことを言ってはいけない
●温室効果ガスの排出量を減らすには、支出を減らす
●CO2削減のために、自分達ができることはまだまだある
●「専業消費者」が唯一のスタイルではない
●地球の冷やし方、ぜひ読みたいと思います!
●簡単にでき、支出が減り、幸せ度が上がるアイデア
●義務感に満ちた課題に、トキメキで実行する
●環境問題への紐づけは考えていなかった!
●ものづくりの技術をワークショップで広めて生産革命
●マインドセット(思い込み)を突き破ることが大切
●情報は、自分の目と耳と行動で確める姿勢
●作る人・売る人・使う人の分業システムが最適とは限らない

今年も年の初めに、藤村氏のこの時代を俯瞰した深い哲学と、あっと驚く発想力に学ばせていただきました。

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志を育み一歩踏み出す第2の人生へ
~東京・大阪・名古屋・通信~


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