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ヴァイオリン奏者のネット大作戦

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自分のホームページのことや、ネット経由で仕事を依頼してもらうためにやっていることなどを書いていきます。
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若手演奏家の減少から今後の仲介業を考える

僕は男性ヴァイオリン奏者(現在40歳前後)ですが、こんなセリフ(もちろんオブラートに)はコレまでずっと言われ続けました。 フェミニズム?ジェンダー問題?でいうなら、僕らの業界でも当たり前のように男女差別されてるけど、「そりゃそうだよな」って暗黙の了解があるし、「そんなレベル」で戦わないといけない自分のレベルの低さを憂いた方が健康的だと そんなことをずっと考えてきました。 ただ今後はそういう【安く見た目の良いアーティストが必要な現場】においてもどんどん様相が変化していくだ

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企画の仕方を変えてみるのも手か。

文化庁などの支援が無い限り、 ピアニストなどの共演者を雇って 自主的にコンサートするのは もはや絶望的。 会場費、広告費、出演料。 すべてを最初から支払うことを前提とした企画を立てることは、 そのまま生活を脅かされると言って過言ではない。 完全に演奏収入に頼ってきた罪なんだろうな。 1回でも赤字を出せば、 次につながる意欲も、未来につながる展望も、 すべて押しつぶされる。 しかしヴァイオリン教室などの発表会は 赤字にはならないのだ。 もちろん、うちの教室(妻が経営

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安全x体験x共有x支援

おはようございます! 今日はこの動画を観て、今後の仕事の仕方でこういうのはどうかなと思ったことをメモしました。

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クラウドの時代 VS ヴァイオリン

車やパソコンというデカいハードウエアを売る時代がどんどん変化していって、クラウドが中心の世界になっていくと良くみます。 要は【ハード(リアル)】中心の世界が【クラウド・サブスク】の世界へとどんどん変わって、車ですらもサブスクになる時代が近づくといわれる中、 さあ、「僕らヴァイオリン奏者(演奏家)はどう変化していくんだろー」っていうボヤキ日記です。 僕らもどちらかというと【ハードウエア商品】なんですよ。 どっちかっていうとサブスクでもなく、データでもなく、買い取り型の生音

宅録はネット上での納品と言う仕事。具体的なやり取りと僕なりの戦略

Twitter界隈で最近よく見かけるこの本 【商売が苦手なイラストレーターのための仕事のつかまえかた】 と言う本を読みました。 この投稿は創作物、依頼物の【ネット上での納品】と言う共通の形でレコーディングの仕事を請け負っている僕なりの感想と、実際に音楽の仕事の請負で実践しているところの共通点として、具体的に僕が行っていることをまとめて書いていきます。 細かく書きましたので長いですよ。 この本に書かれていることの半分以上は、すでに心がけていて実践していることも多い内容でし

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「1日1万円は稼がないと!」という幻想

上の動画は単なる伏線なんですけどね。 というどころかか本線?(何言ってるんだ?)なんですが、ここではもっとデフレの深淵というよりもむしろ、ぼくら演奏家の身近で起きてるお金にまつわることを考えてみようかなと。 信じてもらえないかもしれないけど いやマジで、僕ら演奏家の給料って安いんですよ。イベント演奏、出演料、など。 僕もプロになった時は独り身だったので別に疑問も持たなかったのですが、まず最初に父がプロの現場のギャラの少なさに驚き、そして結婚した後に膨らむプライベートの維持

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ネット掲載で演奏依頼をキメていただいた動画の例①

ネットが盛んなこの時代にいまだに派遣業者が安く演奏を受注して、 奏者はそこから仲介料を弾かれて凄い安いギャラで働く そういう不毛な関係が繰り広げられています。 これはひとえに業者が悪いのではなく、奏者も悪い気がするんですよね 特にクラシック奏者。 1.クラシック奏者は基本的に楽器をうまくなることに意識が集中する 2.ポップスと違って最初から謝礼が発生する仕事が多い 3.ネット、パソコン、機械を使いこなせない人が多い ポップスの人は路上ライブとか、無料で演奏して客引きを

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