「成瀬は天下を取りにいく」(宮島未奈)
本屋で見かけてずっと気になってた本。読了後は、ちょっと内容と題名とのズレがあるような…?というささいな違和感。
成瀬は、天下を取ろうとしているより、思った通りにまっすぐ行動しているのだけど、まあM-1チャンピオンや200歳まで生きるというのが天下を目指してなくもないのか?
ただ題名に惹かれて手に取ったのは間違いないし、やたらと多い帯といい、販売戦略的な担当者が上手だったのかしら。
現実味があまり感じられないところもあったけど、スピード感があって一気に読みました。
誰も嫌じゃない、素直で、まっすぐな登場人物たち。
当たり前のように、努力して、思ったことを実現させていくのがまぶしい。
大人も含めて、ぐちゃあっとした展開になるかと思いきや、そうならず良かったです。
誰のその後が一番読みたいかといえば、ぬっきーこと、「大貫」女史ですね。
大変かわいらしい。
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