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「塩でお清め」とは。

塩でお清めをしたよとかいうと

「え?w」

という少しバカにしたような表情でこっちをみてくる人がいる。

いわゆるお清めとか、前世がどうとか。
僕の一番大事ないわゆるソウルメイト的な人は
「「スピリチュアル(笑)」ってムカつくよね」
って話をしてきたことがある。

彼女の文脈ではおそらく自分が占いをしていたり信じているから自己否定をされたような気持ちで気分を害するので嫌なのだという気分なのかもしれない。

僕は確かにそれも10%くらいあるのかもしれないが僕のそれは
相手の認識に向いていることが最近わかった。

このいわゆるスピリチュアルをバカにする人は

「スピリチュアル的な思想は実行力、実際に目の前に起こらないから存在しないのと同じ、なのでそんなものを信じているあなたはアホだ」

そんな感じではないだろうか。

確かネストリウス派キリスト教がそんな感じだったかな、、
死後の世界の説明を、人は死んだら感覚がなくなる、意識がないのだから死んだ後の世界は存在し得ないので死に対する恐怖がなくなる。

そんな感じだった。
カエサルの話で有名だよね。

彼ほどまでに死ぬほど(文字通り)の思いを
しながらもとにかく突き進んで行かなきゃいけないような人が
恐怖心を払拭するために目に見えていないものは存在しないと言ったっていいと思う。

だが僕がスピリチュアルを拠り所にする時は
自分の今、認識してしまったものを説明するのに都合がいいからだ。
さらにはその悪いにもいいにも認識してしまったものを無意識にハックするためには、それが都合がいいからそれを使っている。

高尚な考えなんて持ち合わせてはいませんが
アリストテレスはファクト認識の鬼だったと聞く。

でも今生きているこの世界に一次的なファクトとインターネットミームに乗っかってきた二次的なファクトと、考えればきりがないほどの全て網羅すれば解決するなんて労力がかかりすぎることはない。

人一人が認識できる友人、知り合いの数はせいぜい150人と聞く。
その程度の脳みそでこの世を把握して何かを解決しようなんてほぼ不可能だ。

だから自分の世界(内面世界)をハックして幸福アンテナを鋭敏にしておけば
ファクト解決みたいな攻略方法よりよっぽど近道だと思うんだ。

「塩でお清めをする」
それは自分の身の回りに何か不幸があったり、嫌な予感がしたら
すなわちそう認識してしまったのなら、
「塩」というファイヤーウォールをはることができるポイントオブジェクトを配置して内面世界に除魔のファイヤーウォールをはって内面世界の清浄化をはかる。
これを「清める」というと思う。

僕らの使うスピリチュアルはこういう意味だ。

あの玄奘三蔵だって寒暖差100度のあの道を「南妙法蓮華経」で乗り越えようとしたんだから、そういうことなんだよね。

いい感じで使い分けて生きていきたいんだ。

「スピリチュアル(笑)」

まず自分の認識を笑った方がいい。

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