見出し画像

17 企業のSNS活用は宣伝や分析だけ?

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
2021年、いわゆるZ世代の年長者が25歳※を迎える年ですね。

※定義は様々ですが一般的には1996~2015年生まれを指します。

就職、起業、フリーランスなど多様な働き方の中で、様々な経験を積んでまさにこれから飛躍する年ではないでしょうか。

画像1

そんな世代の検索手法ですが、数年前にTwitterやInstagram等のSNSでタグる比率が、googleやYahoo!といった検索エンジンによるネット検索の比率を逆転したことはまだ記憶に新しいかと思います。

私はギリギリミレニアル世代ですが、周りでも情報収集等はTwitterという方は結構います。日本の人口比率は40代以上が圧倒的に多いので確かなことは言えませんが、日常生活においては日本も今後タグる比率がやはり多くなるんだろうなと思います。

画像2

故に、カスタマージャーニーも前提を微妙に変えていく必要があるかなと感じています。電通が提唱しているAISASが有名だと思います(だと勝手に思っています)が、最初のAttention(注意)→ Search(検索)の流れは、現状に合わせてニュアンスを変えてもいいのかなと思います。

街中やWeb上での広告又はニュースをふいに見て、興味喚起し、検索するといったシーンを想定するものですが、恐らく今はそれが少なくなってきており、元から興味のあるタグ又はカテゴリで表示される投稿をスクロールしながら「出会う」といったニュアンスの方が近しいように思えます。

meet(出会う) か happen to meet(偶然出会う)といった感じかなと。
英語は得意でないので間違っていたらすみません。

toCに限らずサービスや商品を知るきっかけとしてSNS経由が多くなっていることは事実ですので、SNSでのリレーションがより重要になるかと思います。

画像3

そこで気になるのは各種サービスの問合せ窓口としてSNSがあまり活用されていないことです。公式アカウント及び店舗ごとのアカウントはあるが、メッセージを送れなかったり、サイトリンクを貼っていないといったことが往々にしてあるようです。

商品の宣伝はSNS発信なのに購入後の問い合わせや感想は問合せページを検索してFAQを見てからお願いしますというのが大多数かと思います。
事情は察しますがちょっともったいないですよね。

企業がSNSを活用する際、「発信」、「宣伝」、「トレンド分析」といった用途が多い気がしますが、声を集める窓口を作っても良いのではないかなとここ最近感じます。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?