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HADO海外代表サポート遠征振り返り

こんにちは。
わちゃわちゃ☆ピーポーというチームに所属しているぶちょう。と申します。

先日のnoteにてお知らせしたように、iXA/ANATSUCH所属のYUYA選手主導でシンガポールにて行われた海外代表チームのサポートプロジェクトに参加してきました!

 このプロジェクトは12/15に行われるHADO WORLD CUP2019へ向けた海外代表チームの強化を通して現地での普及を促進しHADO市場そのものやそれに伴うプレイヤーとしての価値創造を目的として行われました。

 現地ではシンガポール代表の他マレーシア代表の選手とトレーニングやディスカッションを通じて各代表チームの強化を図ったのですが、詳しくは後述しようと思います。

1. DAY1移動日

 今回成田から移動したのは僕とSHUTO選手の2人。

 行き帰り共に香港経由のフライトだった為か登場前にパスポートをチェックされるなどやや物々しい往路でした。香港行きの機内はかなりガラガラで、隣の3列シートには誰も座っていない様な状況でした。

 しかし、懸念していた様な事は何もなく香港空港内は落ち着いた様子でした。シンガポール行きの飛行機も遅れる事なく出発しましたが、流石にこちらは満席のようでした。

 チャンギ空港にて先にシンガポール入りしていたYUYA選手、カメラ担当のフミくん福岡第一高等学校HADO部顧問の知花先生と合流。

 また、今回移動時にはHADOシンガポールのジャスパーさんが車を回して下さいました。日程中はそれだけでなくご飯もご馳走になるなど大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

  その後は次の日の朝からシンガポール代表、マレーシア代表との合同練習が始まる為に夜遅くまでミーティングをしました。事前にオンラインミーティングこそしていましたがそれぞれの考えを話す中で熱が入ってしまいました。

 その中でHADOマレーシアについての話題がありました。マレーシア代表は以前WORLD CUPに出場しており、僕とも面識のあるBAMA選手が在籍してるおり前月にはマレーシアにて同プロジェクトが行われていました。

 その為おそらくシンガポール代表とはレベル差があるであろう事を確認し、より手厚くサポートしようと話し合いました。

 また、ここで見るべき所や教えるべき所、考えさせるべき所などについて意見交換が出来たのが自分自身としても良い経験になりましたし、トレーニングの質にもいい影響を与えたのではないかと思っています。

2.Day2トレーニング


この日のトレーニングスケジュールはこの様に組まれていました。

10:00 Practice 1 (Icebreaking, warming up)
12:00 Lunch
13:00 Practice 2 (Case Practice, more situated practice)
15:00 Short Break
15:30 Practice 3 (Practice match style)
18:00 Finish
 

しかし、我々が10時前に到着した時には既にシンガポール代表は練習を始めており熱量の高さを感じました。

  ウォームアップ後、最初はアイスブレイクとしてシャッフルチームで試合を回しました。この時点で僕の英語力の低さにシンガポール代表のプレイヤーは「大丈夫かコイツ…」と思っていたのではないかなと思います笑 

 しかし、マレーシア代表のプレイヤーはお構いなしに「それはこういった意味?」と聞き返してくれるなど積極的にコミュニケーションを取ろうと試みてくれ、それはランチの時間を過ぎても続く程でした。

 しかし、そんな熱量の高さよりも最大のサプライズはプレイヤー個々人の能力の高さでした。シャッフルチームでは戦術的にどうしても機能しづらいため、個人能力がモノを言う部分があるのですが、シンガポール、マレーシア両国ともに高い個の力を持っていました。特にシンガポール代表に対しては皆が口を揃えて「想像以上に上手い」と手放しで褒めていました。

 ランチ休憩を挟んで午後はケースプラクティスとして例えばシールドを使った戦術やその対策について話し合い実際にプレイしてみるといった形でのトレーニングを行いました。ここではチームや国籍の枠を超えてアドバイスをし合うなど非常に密度の高い練習になったのではないかなとおもいます。

 DAY1の最後には練習試合形式のトレーニングを行いました。ここで自分達は出来るだけ様々な戦術を見せる事を意識してプレイしました。普段体感しないステータスや動きにシンガポール、マレーシア両国代表共に翻弄される場面もありましたが試合の合間をみてはチーム内で話し合い対策するなどすぐに対応する事が出来ていました。

 また、シンガポール代表は基本的にNPCと呼ばれるコンピューターを対戦相手に用いた練習をしているようで対人戦には手こずる様子を見せていましたが、この日の最後にはマレーシア代表相手に勝ち切るなど圧倒的な成長を見せていました。

3.Day3トレーニング

 

 僕たちはこの日の夜便で帰国という弾丸スケジュールだったのでこの日は午前中いっぱいを使ってのフレンドリーマッチを行いました。

10:00 Friendly Match(SG MR JP)
14:00 Finish

 フレンドリーマッチでは形式上こそ練習試合の体をとっていましたが、前日に比べ各チームがより"勝つ為"の動きを見せている様に感じられました。

 特にシンガポール、マレーシア両国代表が相手チームの良い所を参考に自分達のチームの動きに組み込んでいたり、自分達との試合ではキープレイヤーを潰す様な動きを見せるなど更に成長している様子が見受けられました。

 前日はマレーシア代表に対して1勝しか出来なかったシンガポール代表もこの日は5分とまでは言わないまでも前日に比べかなりの勝ち数を重ねていました。

 そしてこの日も変わらずどうすればより完成度の高いチームを作る事が出来るのか、チームと国籍を越えて話し合っているのを見てHADOの素晴らしさやスポーツとしての可能性を再確認する事ができました。

 この日はプレイの傍らカメラ担当のフミくんがシンガポール、マレーシア両国代表のインタビュー動画を撮影しており、WORLD CUPへ向けた意気込みなどを語っています。

また、本業である写真を生かしたポスターも作ってくれています!

4.まとめ

 そんな彼らが来日し今月15日、渋谷ヒカリエホールにてHADO WORLD CUP2019が開催されます。9つの国と地域から選抜された代表16チームが世界一を目指し、戦います。もちろん僕もわちゃわちゃ☆ピーポーとして出場しますし、iXA/ANATSUCHの2人も出場が決まっています。

 こちらから無料観戦の申し込みもできますし、最前エリアで観戦できるプレミアムエリアパスが¥5,000で発売中です。プレミアムエリアに入場できる以外にも非売品のオリジナルグッズが付くチケットになりますのでオンラインチケットもしくはローソンチケットにてお買い求め頂ければと思います。

 もし現地には来れないけれど興味があるという方がいらっしゃいましたらHADO公式YouTubeチャンネルにてライブ配信がありますのでこちらで観戦いただければと思います。

 最後にこのプロジェクトを実施してくれたYUYA選手と支援して下さった方々に感謝します。ありがとうございました。
 
筆者のTwitter

筆者のpolca


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