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#333 カウンセリング体験記 Kさん1/6回目

 鈴木くんとのことは随分遠くまできたな、という感じですし、この人も私のこと好きなのかな〜、いやでも恋愛じゃないのかな〜、好きでいてくれたら嬉しいなあ、と思いながら、「たまにサシでも会う仲の良い友達」として、このまま緩やかに続けていくのがいいのかなあ、という気持ちもありつつ。
 何も確かめようとしなければ、いずれ私の中の恋愛感情が消えて、その後は何も変わらず良き友達として続けていけるはずですし。

 でもやっぱり、このままで終わりたくないな、鈴木くんに好きと言いたいし、好きと言ってもらいたいという気持ちもどうしても拭えずにいます。そこが私の目指したい真のゴールなのか……もよくわからず。

 少なくとももうすこし近づきたい、仲良くなりたい、という意思だけは明確にあります。

 ということで、心機一転、ずっと気になっていた新たなカウンセラーさんに定期的に相談をしてみることにしました。これまでお世話になっていたカウンセラーさんには今年の初旬からずっとお世話になっていて、主には鈴木くんとのことを相談する中で、本当にいろんな事が起こったのですが、この10月で『鈴木くんを好きと思ってしまうことへの罪悪感』『ありのままの自分を認められない』という気持ちが和らぎ、一区切りつけられたかな、という気がしています。穏やかで聞き上手で、ほんわりした肩の力の抜けたカウンセラーさんで、近所のおねえさん相手のように気楽に話すことができました。

 次のカウンセラーさんはどちらかというと、切れ者でビシバシ切り込んでくれる感じ。こうしたら?という提案やスケジュール感も明確で、前回のカウンセラーさんとは雰囲気が異なりますが、今の自分にはこの方のカウンセリングがいいかなあ、という気がしています。

 さて、今回のカウンセリングで話したことですが……。

*私「鈴木くんとの関係はかなりいいところまで来た感じ。このままでいるがいいのかもしれないけど、やはり本音本心ではより近づきたい。そのためには『自分の感情を、鈴木くんの前で素直に出していくのが大事』なんだと思う。」
→ Kさん「もちろん、感情に素直に、話をしていくことは重要。ただ、いてさんは決して思考優位なのではなく、もともとは感情豊かな人。けれど、賢いから、場の流れを読んで、感情を抑えつつ、自分の言動を調整できる面がある。そしてその魅力のおかげで男友達とも仲良く話せる。感情を出せないからだめ、ではなく、まずは自分はありのままでも十分魅力的であると自覚しつつ、+αで、感情を出していく、ことを意識してみて。」

*私「男友達(仮称:Yくん)に、自分の嫌なところを話すことができた。Yくんとはずっと仲が良かったけど、どこかで薄い壁がある気持ちはあった。」
→ Kさん「いてさんも、Yくんも、聡い人。お互い、壁を作っているというよりは、場の空気を読んで言動を変えるので、誰とでも仲良くでき、結果、本音で話してもらっていないように思わせてしまうところはある。

*私「誰とでも仲良くする自分、を演出してしまっている面もある。昔、高校生の時に、私は友達だと思っていた子達から「いてさんも早く友達ができるといいね。」と言われて凄くショックだった。だから、同じ集団内で仲間外れに感じる人を作りたくないし、私が個人的に好きだと思う人を依怙贔屓してしまうのも苦手。だから、鈴木くんに対しても、ずっと自分自身の本心よりも塩対応気味で接していた。」

*Kさん「以前お話した時は、鈴木くんを好きと思う気持ちへの罪悪感が会ったように見えたけど、今は吹っ切れている様子。カウンセリングの目的も「もっと鈴木くんと仲良くなりたい」と明確。数ヶ月前と比べるとかなり変化してる。

*私「鈴木くんとのことで、ここがゴール、と思えるところまでは行きたい。それは付き合いたいなのか、大親友になりたい、なのか、まだわからないけれど。鈴木くんから、遊びに誘われたり、雑談のラインがきたり、向こうからの能動的な動きもある関係性になりたい。」
→ Kさん「究極の選択で、誘われたいのと愛されたいのはどっち?そもそも鈴木くんは自分から誘う人なのかしら?」
→ 私「その2択なら愛されたい。そもそも鈴木くんは、来てくれた人の誘いに乗ったりで、どちらかというと受動的なタイプ。」

*Kさん「そういう彼が、二人で会う、となれば、必ず都合をつけてくれる、映画にも行ってくれる。これって客観的に観たらどう?」
→私「そりゃ好意があるのかな、とは思ってしまいますけど。連絡はマメだし、私に会いたいと思ってくれているような言動もある。少なくとも、人としては好かれているであろう、自覚もあるにはありますけど。でも鈴木くんは女友達とも飲みに行く、男女の友情は成立する、と言いますし、言葉の通りなのかな?とも思ってしまいます。」
→Kさん「鈴木くんの言葉には嘘も多い。そりゃあ鈴木くんがいてさんのことを大好きであっても、そう言うしかないですよね?私目線、鈴木くんがいてさんに好意があるのは疑いようがない。自分のできる範囲で一生懸命、愛情表現をしてくれているように見える。ただ、いてさん自身も気づいているでしょうが『好意を確かめあったところでどうしようもできない』というのが一番問題。いてさんとしては、鈴木くん→いてさんに対しての好意がないと、万一判明するのも怖いでしょうし、あったところで、じゃあ二人の関係性をどうしていく?という話になる。だから、気持ちを確かめ合う、ことが怖いですよね。まずはいてさん自身が、確実に愛されていることを自覚しつつ、その上で、鈴木くんと付き合っているという状態を現実に落とし込んでいくと変化が早いかも。」

 そして今月の宿題。

1)もし、鈴木くんと付き合ったとして困ることや懸念点を書き出す。
(夫に隠さないといけない。近づきすぎると、お互いに嫌なところが見えてきてしまうかもしれない。などなど)
2)鈴木くんと会っている時は、愛されている前提、付き合っているつもりの態度でいる。


 こうしていくことで、実際に付き合う、ということのイメージがついて、気付きがあるかも〜。ということでした。思っていたよりはハードな宿題でなく安心。笑(久しぶりに”笑”を使いました。)

 そして、鈴木くんとのことがいけるところまで辿りついた後になりそうですが、いずれ私もカウンセリング的な仕事をしてみたい、という気持ちもあるので、その為にも、今回の継続カウンセリングについてはしっかりめに記録を残していこうかな〜と考えています。(そういう仕事をするとしたら、人に言いにくいアンダーグラウンドな悩み専門、独身男性との関係にモヤモヤしている既婚女性特化、とかがいいのかなあと思ったり。あまりそこに特化したカウンセラーさんを見かけず、私自身の現状のカウンセラーさんチョイスに悩むこともあるので。)

 また気づいたことがあれば、随時書いていこうと思います!

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