ログをさかのぼらない

知り合いの経営者と話している時に相手が「チャットワークの無料プランを使っている」という話になった。
ちょっと驚いた。

去年、チャットワークの無料プランの内容変更があって、閲覧できるメッセージの履歴が直近40日以内に投稿された最新5000件のメッセージになった。つまり1ヶ月ちょい前のメッセージは消えると。(Slackとかもそうなのかな)

変更を知らずにチャットワークに仕事の打ち合わせログを残していたので自分的には「ログ消えたやん…」と困っていたところ、無料プランを華麗に使いこなしている知り合いがいてびっくりした。


知り合い曰く、クライアント仕事がチャットワークを使っている人が多いそうで、たくさんのチャットルームにはいっている。自分の方が見えていなくて、クライアントは見えているらしいので、それでOKだと。

なんかあったら聞けばいいし、日々のやりとりができていればタスクも見えているし、必ずしも、1ヶ月前以上のログは必要ないのだという。

過去のログが見えることで確かに役立つことも多い、タスクフローの流れやエラー修正もわかるし。
組織を管理する側としては1ヶ月以上前のログはあるかもしれない。

でも、確かに随分前のログは不要。
そうかもしれない。
現にそれでオッケーで、困っていない人がいる。


ログが見えないということは過去(の情報)を捨てているような罪悪感があるけど、潔く捨てるのも悪いことじゃない。
大量ないらないものを捨てるのは気持ちがいい。

逆にログや、過去の知見に縛られて、荷物になっている気もする。
大事なことは頭の中に入っているはずだから。

会社を辞めるとき、会社のアカウントを返すけど、そういう感覚に近い。
転職するんだから、過去のログは見れなくて困ることはない。
経験や大事な知識は頭の中にある。
(でも、個人的な手帳や日記は残しておいたほうがいい気がする)

この先のことや、今のことを考えることで私たちはいっぱいいっぱいだ。
だから荷物は置いていこう。

過去の出来事や経験を振り返りたければ、当事者と話をすれば良い、新しい発見もあるかもしれない。



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