ひろゆき、DaiGoの「折り鶴」発言は、事実誤認、障害者差別 ~1~ そもそも彼らはアルバイトはできない
この朝日新聞デジタルが4月12日に配信した記事が波紋を広げた。これを受け、「ひろゆき」こと西村博之氏が16日、Twitterで、
と投稿。
さらに投稿に反応した自称メンタリストことDaiGoが、これまたTwitterで、
と述べた。
しかし、そもそも、この二人の投稿には大きな事実誤認がある。
折り鶴を送る人たちが、「障害者就労移行支援施設」に通う、障害を持つ方々であり、さらに折り鶴の送る先が、「ウクライナ大使館」であること。
また「就労移行支援施設」とはいえ、日々、障害者雇用を含め、障害者が就労するために日々、ビジネスマナーやさまざまなスキルを学ぶ場所。そもそも、バイトなど原則、行くことができないのだ。
さらにいえば、そこに通っても交通費は出るところもあるが、原則、「訓練」なので収入などもらえない。そのため、海外送金もできない。
日刊ゲンダイには、施設関係者の言葉として、
との声がある。まさにこの二人のTwitterの投稿など、言語道断、阿保まるだしで始末におえない。
インターネット空間では、なぜ彼らのような連中がもてはやされるのだろうか?
筆者自身、長年の精神疾患の持ち主である、前述のような障害者就労移行支援施設に通った経歴を持つ。そうでなくでも、今の時代、インターネットで少しググれば障害者就労移行支援施設の実情など知ることができるだろう。
しかし実際には、彼らのような”大バカ者”がこと日本においては蔓延り、結果、さらに彼らの”被害者”として多くに障害者が途方に暮れてしまうが実情だ。
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朝日新聞はどう伝えたか?
そもそも、肝心の朝日新聞はどのように伝えたのだろうか。記事は、デジタルの無料記事で4月12日18時30分に配信。猪瀬明博記者名義の記事だ。
記事は、
という見出しのもと、
実際に記事をよく読めば、「ウクライナ大使館に届ける」と書かれている。
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