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自己否定の強かった私が自分大好きに変わるまで④~恋愛編~

週明けからお天気が回復して嬉しい!

こんにちは。
大阪・兵庫で活動するファッションセラピストの上杉いとです。


雨が続いて鬱々してましたけど、お天気がよくなった途端、心も晴れ晴れとするのだから、人の心は移ろいやすいものですね。

まぁ、コロコロと動く(変わる)からココロと言われるようになったという説もあるくらいですし、移ろいやすい心だからこそ、苦しい心もしあわせな心に変わります。

いま自己否定して苦しみを感じているあなたのその心も、自己肯定力を上げてしあわせな心に変えられるのです。

「しあわせになりたい!」この気持ちを忘れず、どうなれたらしあわせと感じられるのか、毎晩ムフフな妄想をしてから眠りにつきましょう。

さて、今回も「自己否定の強かった私が自分大好きに変わるまで」のつづきで、テーマはみんな大好き(!?)恋愛編「自己否定の強い上杉、大恋愛をする」を書いていきますよ~。

▼前回のブログをまだお読みなってない方はこちら

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大恋愛の相手は・・・

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前回のブログで、当時よく会っていた友人のひとりと付き合うことになった上杉。その前の恋愛から3年ぶりの恋愛でした。

ちなみに、はじめに言っておくと、その相手はいまの夫ではありません。

あれ?大恋愛なのに…?

夫とは大恋愛じゃないのかって?気になるところですよね。

夫とも大恋愛・・・ではないけどw(ちがうんかい)

チッチャイことは気にするな!それ!ワカチコ!ワカチコ!(わかるひといる?)

話を戻しまして。
自己否定が強いとはいえ、どちらかというと肉食系で恋愛体質の上杉。好きになるとアピールしまくります。

しかし、自己否定が強すぎて付き合えたらいいなという期待以上に、こんなにもステキな人と付き合えるわけがないと自己否定してしまいます。

また、自分から告白したときは成功したことがなかったので、自分から好きになったこの恋愛もきっと両想いになれないだろうと決めつけて自己否定していました。


自己否定はダメンズを引き寄せる

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どうしてこの恋愛が大恋愛かというと、それまでの恋愛が恋とも言えないようなろくな恋愛をしてきてなかったからです。

過去の恋愛は相手のこともろくに知らずに、言い寄られたからなんとなく付き合ったのが数回。

どれもステキな恋愛とはほど遠く、なぜこんなわたしが生きているんだろうと自己否定することに忙しかったので、最後は恋愛することそのものがめんどくさくなって別れていました。

だれにも必要とされていないと自己否定をしていると、ちょっと言い寄られただけで「この人にはわたしが必要なんだ!」と勘違いしてしまうんですよね。

そんな勘違いからはじまった恋愛でも、わたしに見る目があればいい恋愛ができていたのかもしれません。
しかし、20代前半までまともに人間関係を築けられてなかったわたしに人を見る目はありませんでした。

それまでの恋愛は、自己否定する心の弱さにつけこむような男性とのお付き合いばかり。
DVはなかったけれど束縛がひどくて、言うことを聞かないと怒鳴られたり、ガラケーを真っ二つに折られたこともありました。

自己否定が強いとはいえ、親でもない他人の言うことを聞きつづけるのは耐えられず、付き合って数ヶ月で別れることがほとんど。

ダメな人間にはダメな男性しか寄ってこないんだと自己否定をしては、不安や孤独から言い寄られればまた行ってしまう、まさにダメ女でした。


自己否定の沼に飲み込まれた一時の幸福

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そんなわたしが久しぶりに好きなった人は、今までの恋愛と違って思いやりにあふれたステキな人でした。

共通の友人の結婚を機に、披露宴で行う余興についてよく連絡を取り合った彼。
いつ連絡をしてもすぐに返信があり、わたしの小さなボケにも必ずノッてくれるやさしい彼をすぐに好きになりました。

好きな想いをアピールすると反応は悪くない。
どんどん親密になっていく関係によろこびを感じながらも、「生きる価値のないダメな人間がしあわせになれるわけがない」とつい自己否定してしまいます。

こんなわたしなんかが告白してもダメなんじゃないかと悩みに悩んで一ヶ月。

日を追うごとにメールの頻度やハートマークが増えて、これはもうあれやね!?完全に両想いやね!?と我慢できずに、思わず「好き」と言ってしまいました。

すると、彼からも同じ返事が!

晴れて恋人同士、ステキな恋愛がスタートしました。

はじめの数ヶ月は順調すぎるほどで、共通の友人たちは祝福ムード、付き合ってすぐに彼の実家にも招待されたりとしあわせでいっぱいでした。

やさしくて思いやりにあふれた彼となら、自己否定ばかりするこんなわたしでもしあわせになれるかもしれない…そう思えたのは一瞬だけでした。

お互いの自宅間はひと駅分の近距離。
ある日、2人で歩いてるところを見たと母に言われました。
両親は「恋愛はつづかないからダメ、お見合い結婚がいい」という考えで過去の恋愛をことごとく反対されてきたため、咄嗟に「友だち」と濁しました。

何を言われるのかと緊張に体をこわばらせながら母の反応を待つと、返ってきた言葉は意外なものでした。

「付き合っている人がいるのなら、ちゃんと紹介しなさい」

あまりにも意外すぎて拍子抜けでした。
わかったと返事して、後日その旨を彼に伝えると、「然るべきタイミングでちゃんとご挨拶に行くから、それまでは待ってもらえる?」というものでした。

付き合ってまだ数ヶ月、彼のいうことは最もでなにもおかしくないと思いながらも、やっぱりショックでした。

わたしの実家は某宗教を信仰する教会であり、両親は信仰がすべてと思っていることを伝えていたので、結婚はもちろん、会うことにも抵抗があるんだろうなと思いました。

両親が信仰をやめることはありえないし、わたしがそんな両親の娘であることは変えられない事実。
せっかくステキな恋愛ができた、しあわせになれるかもと希望を持てたのに、やっぱりわたしには無理だったんだ…どうせわたしなんてとまた自己否定の沼に沈んでいきました。


独りよがりの恋愛は破綻を招く

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彼の実家はどちらかといえば裕福で家族仲もよく、周りから慕われるステキな人でした。好きな人から大切にされることのよろこびに浸り、好きな気持ちはどんどん増していきました。

その一方で、自分の家庭環境とのちがいに釣り合いがとれてないと自己否定することも増えていきました。

好きなのに苦しい。

自分の心に素直になってそのときの気持ちを正直に話せていたら…

彼ならきっと、いい方向に向かうために一緒に考えてくれたと思います。

しかし、自己否定するばかりで素直になったことのないわたしに、前向きになるための話し合いを持ちかけることはできませんでした。

それどころか、こんな自分といると彼まで不幸になると自己否定をして、この恋愛を終わらせてしまおうと彼に別れ話を持ち出してしまったのです。

理由も言わず、ただ別れたいというわたしに彼はやさしく「どうしたの?」と聞き、本気で別れたがっているわけではない思いを汲みとってくれました。

しかし、自己否定して苦しくなるたびに、手を差しのべて包み込んでくれるやさしい彼の思いをわたしは何度も振り払ってしまいます。

付き合って2年たったころ、婚約までしたにもかかわらず自己否定したまま何も変わらないわたしに、彼もとうとう見切りをつけました。

最後の言葉は、「いとがそうしたいのなら、もうわかったよ」そして、「ご両親のこと、どうにかしてあげたかったけどチカラになってあげられなくてごめんね」でした。

この言葉を聞いて、自分がどれだけ彼を傷つけてきたのか気づきました。しかし、後悔してもあとの祭り。謝ったところで彼の意志は固く、どうしようもありませんでした。

時間がたてばたつほど、この恋愛がどれだけすばらしいものだったか知らされ、彼を想う気持ちは別れても消せないでいました。

こんなふうに大切な人まで傷つけてしまう自分の情けなさにまた自己否定してしまい、別れてからしばらくはご飯がのどを通らず、激やせして友人にも心配させてしまいました。


恋の終わりは新しい自分との出会い

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いま思えば、重い女でしかないわたしによく2年も付き合ってくれたなと改めて彼の器の大きさに感心します。

自己否定して苦しみの沼でもがきながらも腐らずにいられたのは、この2年間の恋愛で大切にしてもらえた彼のやさしさがあったからだと思います。

付き合っていたとき、ひとりでカフェにも入れない、なんの趣味もないわたしを彼はよく心配してくれていました。

別れてからひとりの寂しさを感じながらも、彼に恥じない生き方をしたいと思いました。

自己否定する自分はなかなか変えられないけど、せめて行動だけでもとカフェや読書、映画館に美術館など、ひとり時間を有意義に過ごす努力をしました。

やってみると結構楽しめるもので、だれにも気を遣わなくていいことからむしろ自分に合っていると気づきました。
この恋愛のおかげで多くの気づきを得られたので、彼には心から感謝しています。

余談ですが、夫はこの話を知っているので、「もし、いま元彼に会ったらまた好きになってしまうんちゃうん?」と聞かれたことがあります。

答えは迷いなく「NO」です。

どんなに好きだった人でもそれは過去の話であり、自己否定をするわたしだったから好きになったわけで、いまの自己否定しないわたしなら、尊敬する友人と思うことはあっても恋愛対象にはなりえません。
一度でも恋愛した相手とまたよりを戻すことはポリシーに反するのです。

ということで、「自己否定の強い上杉、大恋愛をする」についてはこれで終わりです。
26歳、自己否定しながらもおひとりさまを満喫するようになった上杉が今後どんな展開を迎えるのか!?

次回のテーマは「アラサー上杉、セミナーにハマる」です。
お楽しみに!

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