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チェロでベイシーのサックスアンサンブルのスイングを !!   Paris Recording -16


チェロという楽器の音色は、
いろんないい音の真ん中にある。
  ・・と言いたい雰囲気が
言い換えれば、大好きということなのだろう

弦アンサンブルというより、チェロだけのアンサンブルを
中音域中心にサウンドを安定させ、
その前をピアノの88鍵が縦横無尽に動き回る。
やはり低域はコントラバスに任せて重量感が出る。

この発想は喜びのような気分に覆われた。
ミュージカルディレクション、つまり頭の中で新たなサウンドを鳴らす、
そして、その具現化の過程の堪らない手応え、その喜び。

このおもしろさは、その後の制作姿勢の核となった。
その第一歩になった、この「CELLO ACOUSTICS」 !!

パリ・レコーディングもここから始まった。

さて、  ・・では、ピアニストは誰に?
難しいことはない。 発想と同時に決まっていた。
ニールス・ラン・ドーキー !!
刃物的な奏法のニールス、 ・・これだ !
88鍵が縦横無尽に、且つ、チェロアンサンブルを切り刻む !?

心地良く、そしてワクワクだ。
優しさに包まれた中にしっかりした主張が・・
チェロアコ・サウンドは、ニールスの人柄そのままだ。

これを機に、Co-Producerとしてのニールスも誕生
チェロ・アコースティックスと共に、
我々の二人三脚のヨーロッパ・プロジェクトがスタート !!

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