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CBOM(事業責任者MTG)in札幌を開催しました!

こんにちは。株式会社sonrakuの今廣です。
2回目の登場となります!
※補足:(株)sonrakuは、「木」をベースとしたまちづくりに何でもチャレンジする会社です。関連記事はこちら 

今回は、2024年2月に開催したCBOM(事業責任者MTG)のレポートをお送りします!

今回のCBOMは札幌で開催!

CBOMとはConglomerate Business Officer Meetingの略。
コングロマリット(Conglomerate)=異なる分野で多角的なビジネスを展開しているイトイグループホールディングス。関連記事はこちら。
普段は異なる分野で働いている各グループ会社のリーダー(業務責任者)が集まり、お互いの業務や現在の経営状況、そして今後の目標設定を共有するためのミーティング=CBOMを、四半期に1度の頻度で開催しています。
今回は札幌市内に集合しての開催です。

今回のテーマは、経営者に必須の知識・技術・人間性。

みんな真剣です!

CBOMのスタートは、代表・菅原の話から。
前回のCBOMからの振り返りや、今後の経営目標、会社経営におけるマインドなどを共有します。

今回のCBOMでみんなのゴールとして定められたのは、以下の2点。
①“知識力と技術力と人間力の把握、作り方・在り方”
②“自社の事業計画書の作成と各種レバレッジの目標設定”

「経営者に必要なのは、知識力と技術力、そして人間力だ」と菅原代表。
経営者に必要不可欠な知識とスキルが、「知識力」と「技術力」。そして経営者にとって大切な人間性が「人間力」です。

・知識力…経営戦略、会計、組織・人材マネジメント、マーケティング、法律に関する知識や、事業の専門的知識。
・技術力…情報収集能力、情報整理能力、判断力、決断力、洞察力、自己変革能力、先見力。
・人間力…論理的思考力、自己制御力、利他力、求心力、内省力。

今回のCBOMでは、参加した事業責任者がそれぞれ、自らがもつ知識力・技術力・人間力について考えていきます。

また、経営者の能力として、いかに「少ない投資・労力・時間で成果を上げられるか」=レバレッジ(てこ)を効かせるかは重要な要素です。
自分の力ではどうにもできない「定数」(例:売上)と自分の力で変えることのできる「変数」(例:利益)を見極め、「定数」ではなく、いかに「変数」に労力と時間を集中させてレバレッジを効かせるかを考えていきます。

各社からの報告の時は、質問や鋭い指摘が飛び交います。

菅原代表の話の後は、参加した責任者から各社の現状と課題の共有です。
土木、住宅、介護、飲食、再生エネルギー、自動車整備など、それぞれが普段は全く異なる分野で働いているからこそ、各責任者の報告を聞き質問することで、各業界の仕組みや課題をここで知り、学ぶことができます。
ある会社で経験した事例が他社の参考になることも。このように有益なシナジー(相乗効果)が起こるのも、CBOMの良いところです。

熱い思いと客観視できる冷静さ。経営者に求められる人間力。

グループ会社内での報告が終わったら、豪華ゲストの方からのご講演です。
今回お話をしてくださったのは、
北海道ポラコン株式会社 代表取締役社長 中島康成様。

終始穏やかに楽しくお話ししてくださった中島社長(写真奥右側)。

北海道ポラコン株式会社は、都市化した街における雨水による洪水を防ぐコンサルティングと、そのソリューションとなるコンクリートを製造している会社です。
※北海道ポラコン株式会社HPはこちら

中島社長の「人間力」に惚れ込んでいる菅原のたっての希望で、今回のCBOMのテーマのひとつである「人間力」についてご講演いただくことになりました。

これまでのご経歴や、ご自身のフェーズが変わるたびに体験し考えてきたことを惜しみなく話してくださった中島社長。
どん底ともいえる辛い時期があっても、「転んでもタダでは起きない精神」で、今の自分に何ができるか考え行動に移し、自分と周りを着実に変えて来られたお話には、現状を打破しようとする熱い思いと、自分と周りを客観視できる冷静さという、経営者に大切な人間力の要素がたくさん詰まっていました。

参加者からの質問にも謙虚に丁寧に答えてくださった中島社長。

中島社長が”社長”という立場で大事にしている人間力は、「前向きさ・謙虚さ」なのだそう。経営者となった今でもJRで通勤し、目にする広告・周りの人が話している話題などに幅広くアンテナを立てて消費者の気持ちに寄り添いつつ、社員とも意識の差が生まれないように心がけているといいます。
また、CBOM当日は連休の中日だったにも関わらず、中島社長だけでなく社員の方々もCBOMにご参加くださり、私たちも驚きました。YouTubeでの新しいチャレンジについて話してくださった若手社員の方の笑顔からも、中島社長の人間力や、社員が生き生きと働く会社明るい雰囲気が垣間見えた気がしました。
※北海道ポラコン株式会社のYouTubeチャンネルはこちら

中島社長、そして北海道ポラコン株式会社の皆さま、貴重で実りの多い時間をありがとうございました!

実りある時間をありがとうございました!

中島社長からのご講演のあとは、某金融機関の専門家の方にお越しいただき、事業計画書の書き方について学ぶ時間も。
「融資を受け、生きたお金の使い方をしていくために、計画には”思い”を数字にしてのせること。」というお話が印象的で、熱い思い客観視できる冷静さ=「人間力」、そして数字や言語化するうえでの知識力技術力の大切さを、ここでも学ぶことができました。

自分と数字を客観的に分析した2日目。

2日目は、CBOMのテーマ2点についてじっくり向き合い、その内容についての発表を行いました。

今回のテーマ
①“知識力と技術力と人間力の把握、作り方・在り方”
②“自社の事業計画書の作成と各種レバレッジの目標設定

みんな真剣に自分自身と数字に向き合います!
株式会社sonraku・井筒(左)、社会福祉法人朝日福祉会・花山(右)
士別カードック株式会社・鈴木(奥左)
古木建設興業株式会社&丸宮藤田建設株式会社・林(左)

会社の経営について考えることはあっても、自分自身の内面についてしっかり振り返る機会はなかなか無かったため、それぞれ苦戦しつつも新鮮な時間だったようです。菅原代表のフィードバックも受けつつ、自身の長所や短所も明確になった貴重な時間でした。
また、「財務レバレッジ」による自社の経営状況の見方も、それぞれ落とし込めた様子。事業計画書については、今後も社内でフォローアップの時間を取りながら仕上げていく予定です。

今回は期待の若手ゲストも参加しました!

今回のCBOMには、若手教育の一環として、イトイGHDの若手2名にも参加してもらいました!
最後に、初めてCBOMに参加した感想を聞いてみました。

今回、若手ゲストとして参加してくれた鴨田(左)と半田(右)
CBOMに爽やかな風を吹き込んでくれました!

イトイGHD 総務係・鴨田
CBOMは名前だけを知っている会議で自分とは縁遠いものだと思っていましたが、実際に参加させていただくと、想像していた以上に緊張感のある現場でした。普段はイトイGHDの総務係として働いていますが、お金のことや、他社の話は全く知らなかったことも多く、今回知ることができてよかったです。

士別カードック株式会社 整備士・半田
イトイGHDは明るいエンターテインメントな雰囲気の会社というイメージがありましたが、その明るさと面白さの土台をしっかりとつくるために、数字や経営についてこんなに学んでいるんだと驚きました。
これからカードックで働く身として、新しくできることがあるのではないか、個人としても成長して変えられることもあるのではないかと可能性も感じられました。

2人とも、初めて聞く単語も多く「難しい…」と驚きながらも、一生懸命食らいついていました。^^
CBOMメンバーも若手が加わることでいつも以上に気が引き締まり、良い刺激になったようです。

イトイGHDではこのように、経営者になれる人材の育成と、次世代を担う若手の育成にも力を入れています。

北海道ポラコン株式会社様とのご縁もつながり、今回も大きな刺激を受けまくりのCBOMになりました。
以上、CBOMレポートでした!




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