今日、また娘の新たな一面を見た。　　　
　
それを見た、というか知ったのは、保育園へ娘を迎えに行ったときのこと。　　
　
娘と合流してロッカースペースで身支度を整えていると、AくんとAくんのお母さんと一緒になった。　　
　
Aくんは最近よく娘の連絡帳に登場するお友達。　

おそらく保育園では女の子同士、男の子同士で遊ぶことが多いのか、娘の連絡帳には女の子の名前が出てくることが多いのだけど、Aくんの名前は他の男の子に比べて登場頻度が高い。「『Aくんも歩こ〜！』と誘ってふたりで手を繋いでニコニコ歩いていました」とか「今日はAくんと一緒に砂場で遊んでいて……」とか。先生が口頭で一日の様子を話してくれるときもそう。
　
そんなこともあって、Aくん母に、「最近Aくんとすごく仲良くさせてもらってるみたいで」と言ったら、　
　
「息子も〇〇ちゃんのこと大好きで！ママより〇〇ちゃんの方がだぁいすき！って言ってるんですよ〜！こないだ迎えにきたときも、〇〇ちゃんがそこ（保育室の出口）まで手を繋いでエスコートしてくれて！で、ふたりでタッチー！ってしてて〜！」　　　
　
と、テンション高めに教えてくれた。　
　
「えー！そうなんですか！」　　
　
私も一気にテンションが上がった。　
エスコートとか絶対かわいいやつじゃねえか。
　
「Aくん、トトちゃんのこと大好きなんだって！」と娘の顔を見たら、状況をわかっているのかわかっていないのか、にや〜とはにかむ。　　
　
Aくんもまた、「ほら、大好きな〇〇ちゃんにバイバイしよう！」とAくん母から言われて、にやにやしながらごろんとうつ伏せになり、顔を地面につけてふにゃ〜となっていた。　　　
　
かわいすぎるぞおい。　　
　
「トトちゃんもAくんにバイバイ言おっか」と娘に挨拶を促すも、娘もはにかんだまま何も言わない。　　
　　
なんか、ふたりして照れてた。　　　
そして母たちは勝手に盛り上がっていた。
　　　　　　　　　　　
恋なの？これは恋なのかい？　
　
はぁかわいい。
この方たちのおかげで一気に心がぽかぽかになった。
　
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こないだのお友達との喧嘩といい、今回のAくんとの恋のはじまり？といい、私の知らないところでいろいろ始まっちゃってるなぁとつくづく思う。　
　
成長するにつれて、娘の世界がどんどん広がってる。それを見るのが楽しくてしょうがない。嬉しくてしょうがない。　
　
今日ロッカールームで見せてくれたはにかみも、私や夫といるときには絶対に見れない表情だった。　　
　
今後、どんな人と出会って、どんな恋をして、どんな世界を見て、どんな経験をするのかな。もう楽しみしかないね。　
　
とにもかくにも、私の知らないところで何をしようが、あなたが楽しい人生を送ること。　
　
母はそれだけを願ってます。
　
　　
　
　
　
にしてもAくんをエスコートする姿は是非ともこの目で見たかった。