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子どもとの適切な距離感

ここ1年、自分の不用意な発言や行動が、息子の人格形成に大きな影響を与えてしまうのではないか……と悩みどおしだった。

保育園に預けたことが今後の人格に影響したら?私のような人間が育児をしたら息子に悪影響?などと、今にして思えば信じられないようなことで悩んでいた気がする。

そんな折、Webライターラボで一緒にママパパライター交流会を主催している「かばたあきこ」さんから勧めてもらったのが、こちらのvoisyだ。

この放送のなかで、子どもに対してあまりにも心配してしまう人、それで精神的に苦しくなってしまう人は「自分と他者(子ども)の境界線が曖昧で、共感力が高すぎるのではないか」と語られている。

まさに私のことだった。

私の子ども時代は、ずっと保育園か祖父母の家に預けられていて、母親と一緒に過ごす時間が少なかった。でも、それで寂しい思いをしていたのは私であって、息子じゃない。

感受性が豊かすぎるのも、自己肯定感が低くて苦しんでいるのも私であって、やっぱり息子じゃない。

この放送を聴いてから、息子について客観的に考えてみた。んー。息子と私は結構違ったタイプかもしれない。生育環境だって、かなり異なっている。

でも、たとえ息子と私が似たタイプの人間であったとしても、息子は息子であって、私ではない。息子には息子の人生が、私には私の人生があるのだ。

息子を産んだとき、「うおおお、こやつは圧倒的に『他者』だ!」と思ったのを覚えている。自分の体のなかで育ててきたけれど、間違いなく彼は他者だった。
そして、そんな他者の成長を見ることがめちゃくちゃ面白かったのだ。

だのに、息子と離れる時間ができたことで、彼のことを勝手に心配し「自分ごと」として苦しんでしまった。親だから心配するのは当たり前なのだが、もう少し、自分と息子のあいだに境界線を引くべきなのだと思う。

そして、そのことに気づいたら、とても楽になったんだよな。あきこさん、ありがとうございます!


(Day.2)


▼昨日の記事。朝ドラ『虎に翼』を観ていて思う事こと。▼

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