映画覚書き #26『帰ってきたヒトラー』
ただのコメディー映画と思ったら違っていた。
ドキュメンタリーっぽい映像を差し込んだりして
一体何をしたいんだろうと考えながら見ていた。
最後の最後にきて風刺映画なのかもと理解したものの
全くといって笑えない映画だった。
特にヒトラーが街中で「いまのドイツについて」
人々にインタビューするシーン、
もしこれがドキュメンタリーだとしたら
偽物とはいえ、あのヒトラーを人気者として扱っている
ドイツ国民は何を考えているんだろうと思った。
実に不愉快。
あの歴史的事実をどう考えているんだろうか。
スタッフ
監督 デビッド・ベンド
製作 クリストフ・ムーラー ラース・ディートリヒ
製作総指揮 オリバー・ベルビン マーティン・モスコウィック
原作 ティムール・ベルメシュ
撮影 ハンノ・レンツ
美術 ジェニー・ルースラー
衣装 エルケ・フォン・ジバース
編集 アンドレアス・ボドラシュケ
音楽 エニス・ロトホフ
キャスト
オリバー・マスッチ
ファビアン・ブッシュ
クリストフ・マリア・ヘルプスト
カーチャ・リーマン
フランツィシカ・ウルフ
ラルス・ルドルフ
トマス・ティーマ
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