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日本のお弁当🍱をアメリカの学校に持っていっています(…がイジメられてないです)

夏休み中の娘、アメリカでサマーキャンプに行っています。
学校がある間は給食が支給されるのですが、サマーキャンプ中は毎日お弁当持参です。
うちの子は子供の希望で日本式のお弁当を持たせています。お米が入ってて、卵焼きが入っててフルーツが入ってて、牛肉の炒めものが入ってる…的なものです。
お弁当用の箸も一緒に入っています。


アメリカの子どもたちがどんなランドセルや文房具を持っていたり、お弁当箱を持っているのかについては上の動画をご覧ください。
ジップロックに入った生のにんじんスティックやジャムだけ塗ったサンドイッチ、ポテトチップスが入っているご家庭もあります。

こちらのゴリアテさんのnoteは写真がたっぷりでとても詳しいですね!


私は娘に聞きました。
「お弁当目立ったりしてない?嫌な気持ちになってない?」
娘「ぜっっったい日本式がいい!アメリカのごはんつまんない」


なるほど…まぁ色とりどりだったり、リラックマのお弁当もお気に入りですしね。嫌になったら娘の方から言ってくるだろう…とそのまま持たせています。


アメリカの学校は授業ごとに教室を移動し、お昼ごはんは食堂で好きな席に座って食べているようです。
同じ学年の子たちはだいたいこのあたりに座るように、と指示されて食べているようです。お兄さんお姉さんも同じ場所で食べています。
娘はお友達がはしゃいでるのが「声が大きい」と思うらしく、一人でご飯を食べているそうです。


そんな娘のところに知らない子が来て「あなたは中国人?」と聞かれたので「日本人だよ」と答えた、と言っていたり、

娘の近くに座っているクラスメイトのお兄さんに「そのお弁当何が入っているの?」と聞かれたり(恥ずかしいので答えなかったそう)、

クラスメイトに「そのキャラクターのお箸いいなぁ。貸して?」と言われたり、

お友達のお兄さんに(日本語で)「じゃーね!」と挨拶してもらったり、注目の的になっているみたいです。


ちょっと心配しながら娘の話を聞いていましたが、注目はされているもののいじめられてはいないみたいでほっとしました。
上の動画でKevinさんは「悪目立ちするのが嫌だからアメリカの学校には日本式ではなくアメリカ式のお弁当を持っていっていた」と仰ってて、それもよく分かるなぁ…と思いながら毎日お弁当を作っています。


注目が集まることでいい結果になるか、そうでないかは運次第だと思います。
転校生は目立ちますが、そのときの注目を人気に繋げられたり、逆にクラスの雰囲気に合わなくて仲間はずれ気味になってしまったりすることってありますよね。

私のnoteの固定記事にも「アメリカ現地校の初日、娘は周りから注目を浴びたけどそれが彼女を最初のうちは少し苦しめた」話を書きました。

ただ1つ言えるのは注目が人気に繋がらなくてもその子のせいじゃないし(合わなかっただけ)、運次第な場面に我が子を無責任に放り込んでハラハラしながら見守っています。


あと「注目が人気に繋がったときって、こんなにステキな気持ちになれるんだ…!」という「大あたり」をこの国で目の当たりにしたのも得難い体験でした。
娘の幼稚園時代、なぜか娘はものすごく人気者になったんです。


うちの子は大人しい子なので、学校で人気者になるタイプじゃないと私は思いこんでいました。
冗談とか言わないし、自分からお友達を誘うタイプでもない。
日本の幼稚園でもみんなに囲まれたことなんてありませんでしたし。
なので先生に「娘ちゃんは人気者よ!」と言われても信じてなかったんです。
いわゆる社交辞令だと思っていました。


でも実際に学校を見てみたら、娘がいないときのクラスのテンションと、娘が入ってきたときのクラスのテンションが全く違うんです。
ほぼ全員が娘の周りに集まってきてハグの嵐。


ついに娘は自分からこう言い出しました。
「まあ、私って人気者だから♥」
その人気者の要素の中には娘が日本人ということも入っているのかもしれません。
そのことが彼女に自信を持たせているのだとしたら、今の環境に感謝しかありません。


もちろん今後は変わるかもしれないけれど、今とても嬉しいので書き留めて置こうと思いました。

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