見出し画像

Fin

裏切りの鐘は
とうに鳴り響き

天秤や
たばかりの
知らせ言葉も
示されていたのに

純想は幼い哀れを積む

レゴの霞が
嘲笑怒の声をかき消し

無知が招いた恥に涙する

誠は?
真は?
信は?
なかった…の?

優しい言葉はオブラートで
嘘の方便は
望みを聞いただけ
望みを形に成しただけ

だと・・


憧れと夢が現実の
温もりを持ち

願いを叶えてくれた
偽りのやさしさでも
充分なのかもしれない

このまま透明になり
いつの間にか
消えてしまおう

ありがとうの感謝と
千切れる痛みは
同じ重さで
存在して

だから

だから

少しずつ

さようなら

毎日の重ねから私なりの 「思い」を綴っております 少しでも「あなたの」琴線に 触れるものがあれば幸いです 読んで下さり、ありがとうございます