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【Day15】#私の人生を変えた一冊

読書嫌いの私も、「読書」をしなければならない機会がありました。
そう、読書感想文という夏休みの宿題です!笑
読書感想文は得意だけど、読書が苦手。

だけど、高校生の頃の夏休みの課題で出会った本が、
私の進路を決めることになります。
高校二年生の頃のお話です。

2学期の国語の授業対策として
夏休み中に作品を読んでおくようにと、
先生から、まさかの文庫本を配布されます!!(驚)


夏目漱石『こころ』との出会い


私は夏休みを使っても読み終えることができず、
夏休みの宿題が終わらない状態でした。
私はこの時人生で初めて、友達の答えを書き写すという行動に出ます(笑)
(※この時は読書感想文ではなく、作品を読まないと解けない問題が30問くらいありました。)

友達の答えを写しながら、ストーリーを知るという私。

「なんかおもしろそう」と感じた私は、最後まで読んでみようと思いました。

9月末くらいまでかかって読み終えた時の達成感と、本の面白さに感動した私は「日本文学を専攻」しようと決心。
大学進学をきちんと決めることになります。

人の心の葛藤や、心理状態を「文字」で表現しつくし、
高校生の私に「エゴイズム」という衝撃をもたらした1冊。
特に最後の結末は衝撃でした。

大学でも近代文学(漱石が活躍したころの時代)を専攻し、
卒論も夏目漱石を選ぶ予定でした。
だけど、人生というものは不思議で
私が最終的に辿り着いたものは
エゴイズムとは対極の「愛」を題材とした、現代文学を選びます。
またこの話は別の機会で。

#人生を変えた一冊

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