昨日は七草粥を作りました。これまで炊飯器のおかゆモードで炊いていたのですが、どうもべったりした炊きあがりなってしまってイマイチだなあと思っていたので、今回は永平寺で修行したYoutuberさんのレシピで作ってみました。

これ、見てびっくりなんですけれど、お米半合を水1リットル使って炊くんです。めちゃくちゃ水の量が多い。しかも水から炊くのではなく、水を沸騰させてから米を投入します。

笑っちゃうほど米が少なく見えますが、いざ炊いてみるとちゃんとさらさらしたおかゆになりました。お米って増えるんですねぇ。スーパーで買った七草のキットを刻んでいれたら結構立派な七草粥ができました。

量的には鍋焼きうどん用の土鍋になみなみ一杯のおかゆですから、それとお漬物だけで結構お腹いっぱいになりました。

そのあと多少の家事を済ませてからいつものようにプールに行きました。

で、泳ぎ始めて気づいたのです。

「あっ、俺今日粥しか食ってない…。」

米半合と香の物くらいしか食べてないわけですから、こりゃ早晩ガス欠するなと覚悟したわけなんですが、意外や意外、案外平気だったわけです。

まあエネルギー的には正月に多少肥えてますので貯金があったのだとは思います。でも、空腹感もそれほど感じなかったんですよね。普段の食事と同じか、むしろ腹持ちがいいと感じたくらい。

いろいろ原因を考えてみたのですが、お粥というのは消化吸収に優れていてエネルギー効率がすごく良いのではないかという推測に落ち着きました。ご飯半合ですから、普通に炊けばご飯茶碗に１杯くらいです。ただご飯よりお粥のほうが断然身体に取り込みやすいだろうというのは容易に想像が付きます。

私は病人にお粥を食べさせることについて、あんなもんで元気出るわけないよなあと思っていたのですが、案外そうでもないのかもしれません。やっぱり健康な身体を作るためには、食べることよりも、食べたものを上手く吸収することが大切なんですね。私は早食いなんですが、これからはよく噛むことを心がけようと思います。