写真を見て少し驚いた人もいるかもしれません。
これは高校3年時のインターハイ、七種競技最終種目の800mを終えた時の写真です。(腰1番ゼッケン)

小さな頃から運動が好きで、とにかく負けず嫌いで
中学時から高校の6年間、陸上競技に本気で打ち込み
オリンピック指定強化選手まで選ばれた私が
今こうしてお菓子を作る人になり、オンラインショップ開設やカフェの開業を志すようになったのは
高校3年時の1月ごろだったと思う。

目標がわからなくなった

インターハイで優勝してからだろうか
メディアや周りに将来のことをよく聞かれるようになった。
どこか心の中は上の空になっていた中、周りから“オリンピック出場”と言われる機会が増えた気がする
周りの目標どこか流されて
目標はオリンピック出場に表面上はなってた。
でもそれは他人目標であって自分の目標がなにかと言われると
少しわからなくなっていた。
その辺りから歯車が狂い始め(理由は色々ある)
他人と比べることが増えて自分というものが持てなくなり
大好きだった陸上競技から
誰にも相談せずに離れました。

自由な時間を過ごす

自分ルール(ルーティン)がとにかく沢山あった私は
自由に過ごしてみた。
食事制限をやめて
好きなものを好きなだけ食べました。
ルールから解き離れてもどこかルールを破っているような
罪悪感で初めはいっぱいになり生まれるのは自己嫌悪で
それが引き金になったのかあれよあれよと
体重が増えていきました。
自己嫌悪からストレスで過食をしてる時は辛かったです。
でもそんな中でも発見できるものがあったんです。

喜んでくれる姿を見て決意

しばらく自己嫌悪に陥ったり、どこか悲観的な気持ちになる日々が続いていた時
何がきっかけかはあんまり覚えてないんですが
お菓子をひたすら作っていたんです。
簡単なものでしたが
家族に食べてもらった時

美味しいね

そう言って微笑みながらお菓子を食べる家族の姿をみて
本当に幸せだったんです。
こうやって誰かのほんの一瞬だとしても幸せの一部になれることって
なんて嬉しんだろうか
もっといろんな人を喜ばせたい、幸せにしたい
そう思って製菓学校に入学することにしました。

製造、販売、ホール、ドリンクの経験を経て

入社してから1年目はずっと製造にいました。
朝は始発で出勤、朝から夕方まで働き
4時起き8時就寝の日々を過ごしていました。
ただ、少しうまくいかないことが続き、販売とカフェの方に移動させていただきました。
製造では直接聞くことが難しい
お客様の声や感想をいただく機会が増え、なんて嬉しいことなんだと思いました。
働いていく中で
自分の作ったものを自分で直接様々な人に届けたいと
思うようになったんです。

人生何がどうなるかわかりませんね

今後の活動

今の職場を12月いっぱいで退職し
ありがたいことに
1月から新しい環境で働かせていただくのですが
店頭販売からオンラインショップの開設など
働きながらやっていきたいことが沢山あるので
一つ一つ叶えられるようにしていければと思います。

ただ、今のところ私には
製菓業界での実績は正直ありません。
今私にできること
それは美味しいレシピを共有すること
私の考えるお菓子の美味しさを知ってもらうことなのではないか

そう思って最近は本当に美味しくできたレシピだけですが載せる機会が増えました。

来年から新しい環境でより成長、そして
より多くの人に提供ができたらいいなと思います。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました😊