サザエさんに出てくる三河屋のサブちゃんが重宝される時代

AmazonなどのECがインフラとして浸透していくなかで問われる小売りの未来。ECは引き続き伸びていくと思うけど、同時に(日本では特に)小売りの重要性も必要だと感じている。超高齢化社会に、サザエさんに出てくる三河屋のサブちゃんのような御用聞きはきっとまた必要とされてくるんじゃないかなと思っている。「3丁目の●●さんは、給料日後に必ず■■を買う」とか最近体調がすぐれなさそうな「駅前のXXさんには++をおススメしよう」といった、顔の見える関係性。相手のことを知っているからこそできる提案力と、蓄積した信頼関係があるからこそ、「あなたから買いたい」といった指名買い・唯一の存在になれる。効率とは真逆だけど、デジタルテクノロジーによって成り立つ世界がくるんじゃなかろうか。

日経の記事にはこうある。
「売らない店になる」や、「売り手都合でなく買い手都合で考える。」という考え。各人に共通していると思ったことは、「どんな人に来てほしいお店なのか」喜ばせたい相手はだれかを具体的にイメージし、その人たちに徹底的に寄り添ったお店作りが必要になっているという点。

モノよりも͡コト提案だというキーワードが出てきて久しいから、みんな頭ではわかっている。けど、解が出せているところは多くないのでは。
ナイキやアップルのような世界観が立ったブランドではなく、いわゆるチェーン系のスーパーやドラッグストアの場合はどういった解があるだろう…

より地域や住人と距離の近い、愛されるお店になっていく際に、チェーンであることがどうプラスになるのかどうかがとても気になる。

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