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海外デザインスクール留学 関連記事まとめ

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海外デザインスクール在学中・卒業生の方々による出願Tips、海外のデザイン事情に関する記事をまとめています。 読者層は海外留学を検討中の方、日本以外にも見識を広げたいデザイナー、… もっと読む
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2018年6月の記事一覧

デザイナーのための英語

より実践的な英語第2段記事も公開しました。(2019/10追記) ITエンジニアのための場面別英会話&キーフレーズという本を最近買った。これからアメリカでデザインの仕事をする可能性があるので、ある程度、デザインの現場に流用できそうな本を選んだ。 そもそも「デザイナーのための英会話」があればいいのにな、と思ったが、まだ巷にそんな本はないので、僭越ながら、私がこれまでの勉強や現場で使っているリソースを書いておく。本記事の対象は、デザイン留学を目指す人および英語の必要性を感じる

デザイン留学の資金調達、絶望と歓喜の全記録

この7月からNYのパーソンズ美術大学のMFA Design & Technology学科に留学することになったので (留学記一覧はこちら)、この記事では日本人が留学するにあたり1番のネックになるだろう、お金の問題について書く。 アメリカの美大は世界的にも学費は高く、私の行く大学院も学費だけで約1050万円(2年間)するため、全て自費で賄うのはかなりの負担になる (MBAはもっと高いですけどね・・)。私の行く学部の生徒もなんと半分くらい中国・韓国の富裕層の生徒で、日本人はほと

社会人でスウェーデンへデザイン留学 #1デザイン留学を考えたきっかけ

こんにちは。明日香です。今日は留学を考えるきっかけについて話したいと思います。 その前にもう少し詳しく自己紹介をします。 私は某美術大学を卒業後、メーカーにデザイナーとして新卒入社しました。 美大生の頃はいわゆるグラフィック、平面系と呼ばれる分野で主に印刷媒体のデザインをメインに学びました。今の会社は「大企業」と呼ばれるような規模感の会社で、入社してからはインハウスデザイナーとして一つの製品やサービス周りのデザイン、例えば、ロゴ、ウェブ、ムービー、取説、パッケージ、店頭での

なぜweb業界を脱し公へシフトするため、フィンランドのデザインスクールで学ぶのか

このたびは今年の9月から、フィンランドの首都ヘルシンキにあるAalto UniversityのCoID( Collaborative and Industrial Design )というコースにて、デザインの修士をとりに留学することが決まりました。 今年で26歳、社会人も4年目に突入した今、なぜこの意思決定に至ったのか?業界では"ビジネスにコミットするデザイン"という潮流が見受けられ、経産省によるデザイン経営宣言も発表され重要性が認められつつある中、同世代やぼくより若いデザ