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海外デザインスクール留学 関連記事まとめ

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海外デザインスクール在学中・卒業生の方々による出願Tips、海外のデザイン事情に関する記事をまとめています。 読者層は海外留学を検討中の方、日本以外にも見識を広げたいデザイナー、… もっと読む
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#サービスデザイン

30代自費留学ビザ・コネ無しからアメリカでトップデザイナーになるための技術

デザイン思考の「その次」の、21世紀中盤〜終盤の社会をデザインするため、2018年夏から渡米し、パーソンズ美術大学修了後、NYで働いている岩渕正樹 (@powergradation)と申します。 このnoteは純ジャパ、海外留学経験なし、30代社会人、グリーンカード持ち家族・配偶者なし、完全私費留学から、デザイナーという職種でアメリカの大学院修了、そのまま現地企業への就職、グリーンカード取得までを狙っていく私の、これまでの苦労や知見を残すために立ち上げました。 現在の所属

ビジネスデザイン@Rotman

こんにちは、町田です。 前回はトロント大学のBusiness School、Rotman School of Managementのカリキュラムの概要について書きました。 今回はRotmanのカリキュラムのうち、Business Designについて焦点を当てていきたいと思います。 私自身、ビジネスデザインを中心に学びたいと考えRotmanに入り、入学時にBusiness Design Fellowにも選ばれたこともあり、多くのBusiness Design系の授業やイ

フルタイムワーキングマザーが大学院しかも博士後期課程に進んだ理由

1. はじめにこの記事はずっと下書きになっていた記事を公開すべく、筆の遅い自分を焚きつけるため、@yumu19さん主催の 社会人学生Advent Calendar 2019 への参加に合わせて仕上げた記事です。(そして宣言した日に間に合っていない... すみません) 現在、デンマークのITUに研究で半年滞在中 です。デンマークネタ書きたいことがたくさんあるのですが、日々の忙しさにかまけて、なかなか更新できずにいます。コンスタントに記事アップできている人、本当に尊敬です!

多様性社会でのデザイン:Inclusive Co-design Toolkit をリリースしました

去年9月から、アイルランドの大学院でデザイン戦略の修士課程に取り組みました。 雇用主をスポンサーにプロジェクトを起こし、Human-centred Design(人間中心デザイン)でよく使われるコ・デザインのプロセスに外国人や非ネイティブを取り込むにはどうすればいいか?という研究をしました。今年1月にはアイルランドで最終プレゼンをし、最高評価を取得!🙆 そんなプロジェクトの最終成果物としてデザインしたInclusive Co-design Toolkitを、弊社ウェブサイ

トロントでシニア・サービスデザイナーになるまでと現在のデザインの仕事

カナダはトロントのサービスデザイン会社で、シニア・サービスデザイナーをしています、Pitomieです。noteが #私の仕事 企画をやっているので、参加してみます! これまでの道のりをざっくりと最初は社会学と広告から ・高校時代はニュージーランドで3年 ・日本に戻って大学で社会学部(メディア学を専攻、英語文化副専攻)卒業 ・広告業界で企画・制作進行を3年半 デザインにシフト ・トロントのデザインスクールでInterdisciplinary Design Strategy(

「インタラクション」とは何か? vol.1

本記事は、Human Computer Interaction(HCI)の国際学会「CHI 2017」にて、コペンハーゲン大学のHornbæk氏とアールト大学のOulasvirta氏が発表した "What Is Interaction?" を私が翻訳・独自に解釈したものです。 「インタラクション」という単語は定義されていないそう言われてみれば…と思う、2017年に発表された衝撃的なタイトルの論文をパーソンズの授業の中で読んだので、簡単に私の理解を書いておきたいと思う。 「

【CIID summer school】難民のInclusive Designを考える

デンマークのデザインスクールCIIDにてDesign for Inclusionのコースを受けたレポート第三弾です。今回はグループワークの内容についてです。 グループワークの内容 お題は"How might we make the experience of living in Copenhagen feel more inclusive to refugees?"(どうすれば私達は難民がインクルーシブに感じられるようなコペンハーゲンでの生活体験をつくれるか?)。私達のグ

【CIID summer school】 Inclusive Designとは?

前回の記事から少し時間が空いてしまいましたが、デンマークのデザインスクールCIIDにてDesign for Inclusionのコースを受けたレポート第二弾です。5日間のコースは以下のような流れでした。こちらの記事で共有するのはDay1の概論部分です。 Day1: Inclusive Design概論 Day2: ミニワークとリサーチ計画 Day3: リサーチの実行とブレインストーミング Day4: プロトタイプ Day5: ストーリーテリング Inclusive De

【CIID summer school】参加してきました!

この夏、CIID(Copenhagen Institute of Interaction Design)というコペンハーゲンにあるデザインスクールにてサマースクールに参加してきました。学んだことを何篇かに分けて、まとめていこうと思います。 なぜ参加したのか? ICUの先輩がCIIDへ留学していた話を聞いて、CIIDの学風にとても興味があったからです。見学を兼ねてサマースクールへの参加を決めました。CIIDではIDP(Interaction Design Programme