練馬の片隅に存在するイクシールという小さなゲーム会社では、日々様々なゲーム開発のプロジェクトが進行しています。

ゲーム開発のお仕事って、どんなイメージがありますか？

剣や魔法が派手に飛び交い、巨大なドラゴンやモンスターが登場するような煌びやかなゲームの中の世界とは違い、ゲーム開発というお仕事は、スタッフが黙々とパソコンに向き合ってキーボードやマウス、タブレットペンを動かしている時間が大半を占めます。

意外と、とても地味～な、お仕事なのです。

そんな中、地味に問題になるのが運動不足です。ついつい仕事に集中し過ぎて、一日中、椅子に座りっぱなしで姿勢も固定されてしまい、知らず知らずのうちに疲労が蓄積して体が硬くなっていきます。

イクシールでは、少しでもスタッフの運動不足を解消できる機会を増やそうと、任意参加で、
・朝のラジオ体操
・昼のストレッチ会
を開催しています。

ただ、それでも参加者は限られていて、一部の固定メンバーだけの参加になりがちです。

そんな中、従業員の中から、
『仕事中、もっと気軽に立ち上がって、体を伸ばしたりできるように、会社の中の空気を作ってください！』
という意見があがってきました。

「え？そんなん、自由に立ち上がって体伸ばして休憩したらええやん」
と思ったものの、よくよく開発室の様子を見てみると、みんな黙々と仕事をしており、会話もチャットツールで済ませてしまうことが多いので、結構、シーンっと静まり返っている感じもします。

もっと気軽に定期的に体を動すことができるように、次のようなルールを設けてみました。

この三点のルールを設けることで、おそらく休憩して体を伸ばしたりする切っ掛け・空気作りはできると思います。

ただ、新しいルールを浸透させるためには、キャッチーさと分かりやすさが重要になります。

そんな中、ラジオ体操班からアイデアとして出てきたのが、この時間帯のことを指す名称として
『ご起立タイムって呼んだらどうですか？』
という発言でした。

「わかりやすっ！」
と思い、即採用。

このキャッチーで分かりやすい名称のお陰で、すぐに社内に浸透するなあと確信しました。ある意味、革新的で天才的なワードだなあと。

こういう呼びやすい（言いたくなる）名称って、とても大事ですよね。
社内で新しいルールやイベントを作る時は、できるだけわかりやすい呼称を付けるようにしていますが、『ご起立タイム』という呼称は、素晴らしいなあと感心しました。

皆様の職場にも、ぜひ『ご起立タイム』の導入を～。

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