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【求人コラム】会社訪問のススメ

ありがたいことに、最近、弊社の求人募集に御応募いただける方が徐々に増えてきています。就職活動が活発になる時期ということもありますが、本当にありがたいことです。

ただ、イクシールでは、正式な御応募の前に『会社訪問』をご希望いただくことを基本的にはお勧めします。

下記のnoteで、会社訪問の受け入れについて、質問回答を記載しているので、よろしければ御参考ください。

弊社の場合、正式に応募書類をお送りいただいてから、おおよそ一週間前後を目安に、合否にかかわらず選考結果を御連絡しています。

ですので、もし早めに選考結果が必要な場合は、会社訪問は御不要かと思います。(実際に、会社訪問無しで採用になっているスタッフも多いです。)

企業の採用枠にも限りがありますので、誰よりも先駆けて行動を起こすことも、とても大事なことなので。

ただ、会社訪問には、下記のようなメリットがあります。

・相互理解を深められる
・直接会って話ができる
・応募書類を見直せる
・好印象に繋がりやすい
・適性が見えやすくなる

説明不要かもしれませんが、せっかくなので、一つずつ補足説明します。


【メリット】相互理解を深められる

応募者様側と企業側とで、直接会って、会話ができるわけなので、お互いのことをたくさん知ることができるチャンスです。

『その会社で応募者様が働く姿』を『お互いに』思い浮かべられるように、とことん話ができる貴重な場になります。

実際にその職場に勤めてから「思っていたような職場じゃなかった…」と思うことが無いように、事前にできるだけ相互理解を深め、マッチ度合いを確認したほうが良いです。

応募者様にとっても、企業側にとっても、同じ仲間として一緒に仕事をすることが、お互いにとって、プラスになることが大切ですので。


【メリット】直接会って話ができる

履歴書等の応募書類は、基本的に文字を中心に構成されています。

文字は感情を伝えづらい上に、スペースの都合で伝えられる情報にも限りがあります。

やはり直接会って、表情や身ぶり手振りを交えて、声で発する情報のほうが、はるかに多くの情報を魅力的に伝えることができます。

例えば、会社訪問せずに応募書類を送った場合の流れを想像してみて下さい。

まず、応募書類や作品をもとにした『書類選考』が行われます。

情報量の少ない応募書類で選考されることになりますので、応募書類だけで伝わらない要素は全て考慮外となります。書類内容に対して審査側に誤解が生まれても、誤解を解くこともできません。

ポートフォリオの作品に対しても、当然、厳しい審査が行われます。

そして、書類選考に落ちた場合は、当然、面接の機会は得られません。

企業に対して、直接話したいこと、聞きたいこと、説明したいこと、書類には書きづらいような事情が有っても、『面接』までたどり着けないと、何も伝えられないまま、不採用となって選考が終わってしまいます。

逆に『会社訪問』であれば、企業側の人間と会うハードルは、一気に下がります。正式な応募に対して行われる『書類選考』を挟まないので、当然ですね。

『会社訪問』であれば、厳しい書類選考を乗り越えて面接にたどり着くよりも、はるかに低いハードルで、早く企業側の人間と直接会って対話できます。


【メリット】応募書類を見直せる

イクシールでは、デザイナー志望の方から会社訪問を御希望いただいた場合、会社訪問時に必ずポートフォリオを御持参いただきます。

会社訪問の大きなメリットの一つとして、ポートフォリオに対しての所感をお伝えできる点だと考えているからです。

イクシールでは、ポートフォリオに収められている作品一点一点をしっかり拝見し、時間を割いて、アドバイスさせていただきます。

それにより、正式に御応募いただく前に、作品を修正したり、追加したりして、ポートフォリオの内容をより良い形に見直していただけます。

見直していただいたポートフォリオを、正式な作品審査の際に改めて拝見し、
「作品について指摘した箇所が、正式な応募時にしっかり修正されていた」「リクエストした作品が、しっかりとポートフォリオに追加されていた」
という評価を得て、作品審査をスムーズに通過し、イクシールで活躍しているデザイナーが何人も存在します。

実際に会社訪問にお越しいただいた方からは、
「ここまで丁寧に作品一点一点を見ていただけたのは初めてです」
と、感想をいただくことが多いです。


【メリット】好印象に繋がりやすい

企業側も、基本的に「人」で成り立っています。
「応募者様」も「企業側」も、お互いに「人」同士なのです。

なので、実際にお会いして、数時間、しっかりと向き合ってお話させていただくと、どうしても応募者様に対して好印象を抱きやすくなり、応援したくなります。

実際に会ってみて、お互いに「一緒に仕事をしてみたい」と思えることは、とても大切なことだと思います。

会社訪問を申し込むことって、とても緊張すると思いますし、一歩踏み出す勇気とエネルギーが必要なことだと思いますので、会社訪問を希望していただけるだけでも、その積極性は好印象に繋がります…!


【メリット】適性が見えやすくなる

これは、企業側にとってのメリットなのですが、直接会って詳しく話を聞くことにより、

・ゲーム業界に向いているのかどうか?
・具体的に、どういった仕事ができそうか?
・どういった素質を持ってそうか?
・成長にどの程度の期間が必要そうか?
・組織の中で、どういったポジションを担えそうか?将来的にはどうか?

というような、たくさんの情報が見えてきます。
適性が見えやすくなるわけです。

この『適性』が見えてくると、次の判断として、

・できるだけ早く応募していただいて、早く内定を出し、入社に向けてのアドバイス早めに出すべきかどうか?
・本人のために、敢えて時間をかけて、自分自身の力と判断で、ポートフォリオを作り込んでいただくべきかどうか?

というような点を考えます。

企業側としても、素質のある有望な応募者様は、少しでも早く内定を出して獲得したい、という思いがあります。

素質をできるだけ早く見抜いて、応募者様を引き上げたいと思っていますので、そういう意味でも会社訪問を希望していただけるととても嬉しいです。


会社訪問の受け入れについて

会社訪問をお勧めしておきながら、このようなことを書くのもなんですが、イクシールでは、会社訪問を御希望いただいても、必ずお受けできるわけではありません。

『直接お会いして、色々とお話がしたい』と思えるよう、一定レベルのポートフォリオを御用意いただけることが条件になっています。

会社訪問を御希望いただいた場合、まずは、その時点でのポートフォリオを見せていただき、判断する流れを採らせていただいております。

イクシールは小さなゲーム開発会社ですが、会社訪問にお越しいただいた際には、3~4時間ほど時間を割いて、たくさんお話をさせていただきます。

イクシールという知名度の低い会社に対して、わざわざ会社訪問にお越しいただいたという点、イクシールという会社に興味があって入りたいと思っていただけているという点、会社訪問でのお話が応募者様の人生を左右するかもしれない点、そういった点を大切に考えて、しっかり受け止めるようにしています。

ですので、どうしてもたくさんの会社訪問希望を受け入れ切れないという点を御理解いただけますと幸いです。(本当に、申し訳ございません…。)

できるだけ多くの方とお会いして、直接、色々なお話がしたいという思いは有るものの、時間も有限なので、なかなか上手くいかないものですね…。


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