izayoi

*根っからの恋愛脳 *追うのも追われるのも嫌いな天邪鬼 *enfp

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最近の記事

3分ダメンズクッキング~男の執着を煽る方法~

学生の頃から周囲には"男をダメにする"と言われていた。 理由は簡単。これまでに付き合ってきた男達のほとんどが粘着質だったから。 束縛男、公共の場で号泣男、執拗なまでのプライベートやSNSのストーカー男... 何故しばらくの間でも付き合えていたのか、本当に不思議でならない。 恋は盲目。なんてよく言ったもので、その時点ではどんな男も好きフィルターを通すことにより自分の中での許容範囲がバカみたいに広がる。 待てよ、本当に付き合った当初からそんな人たちだっただろうか? そもそも

    • 私が愛したのは、嘘つきな貴方。

      野球を嗜んでいるからだろう、肩や腕まわりに厚みがあり、手は少しゴツゴツとしている。球をたくさん握ってきた手のひらは硬く、ザラザラとしている。 首につけた肩凝り予防のループネックレスは先端にきらりと光るシルバーのペンダントがついており、一見、お洒落なネックレスにしか見えない。 彼の身体が揺れるのに合わせて、シルバーのチャームは光を纏いながら揺れ動く。彼の大きくて強そうな腕は私にこれほどなく優しく触れ、時に強く抱き締める。 彼の柔らかく丁寧で、時に荒々しい抱き方から奥さんの

      • 自分だけの蜜を求めて。

        可愛い。愛おしい。ずっと一緒にいたい。。。 そんな言葉は薄っぺらい。 笑顔の仮面をつけ、息をするように嘘を吐く人を私は知っている。 若ければ若いほど、その罠は魅力的で、自分の中の抑止力なんてハナ パートナーとはいつの間にかスキンシップも無くなった。いや、自ら取らなくなった。 若い頃に没頭し、活気も魅力もあった彼はどこへいってしまったのだろう。 今も丸まったその背中に、昔の影を探している。 ・・甘い蜜はそんな時に注がれる。 ほんの少し今の自分を肯定されようものなら。

        • 香りの記憶-シャボンの香りの男の子-

          ふとした瞬間に包み込まれたこの匂い。 どこかで嗅いだことがあっただろうか。 香水や柔軟剤の匂いが好きと言うこともあるのか、そんなことを日常の中で幾度と感じることがある。香りの記憶。 1番古い記憶を今でも憶えている。あれは中学生の頃。付き合ったなんて言うには可愛すぎる、それでも当時の自分達は精一杯に恋愛をしていた。 そんな男の子の香り。 彼は上に兄弟がたくさんいる子で、中学生にしてはいろんな知識が豊富。所謂マセガキだったんだと思う。 まわりで女子をからかったり、廊下を走り

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