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対話型アート鑑賞会inオトナキチコーヒー

こんばんは。
今日はオトナキチコーヒーのレンタルスペースで開催された対話型アート鑑賞会へ参加してきました。
こちらは、元学校の先生でもある春日美幸さんが月一で主宰される会です。
この対話型アート鑑賞とは
絵画を見ながら、対話をし、絵画を見る力を付けると共に、これからの時代に大切な異なる意見を聞く力、自分の意見を伝える力、そして、その両方を併せ、新たな価値を創造していく力を養える素晴らしい鑑賞会なんです。

私は今年の5月に春日さんと知り合い、この対話型アート鑑賞会に参加させていただき、既に7回は参加させていただいているのですが、もうどっぷりハマっちゃってます。

というのも、この対話型鑑賞会はニューヨークのMOMA美術館で開発されたもので、開発理由は、美術館に行っても、人々は絵を見ているのではなく、キャプションを見て、絵を見ている気分になっているというデータがあり、キャプションは1分見ても、実際の絵を見ているのは約30秒しかない。という驚くべきデータがあったんです!
私もこの対話型アート鑑賞会に出逢うまでは、美術館に行ってもキャプションだけをサラッと見て、絵をちゃんと見るなんてことをしていませんでした。
だから、美術館の滞在時間も短く、絵をどのように観たらよいのか、ということも分からなかったので、絵画の面白さは分からなかったのですが、これをやり始めてから、美術館に行っても一つの絵をしっかりと見れるようになり、絵画の楽しみ方が判るようになり、人生の愉しみが一つ増えたな!と喜んでいます♪

せっかくの素晴らしい絵画を、しっかりと見てもらうために開発された、この対話型アート鑑賞なのですが、その副産物として、同じ絵を見ても、それぞれが違う見方をするために、様々な意見が出てくるため、それぞれに絵というものを介して、意見を伝え合い、自分の意見も相手の意見も受け入れつつ、一つの解となるものを見出していくという面白さがあるんです。

今はVUCAの時代と言われるほど、不確実な時代であり、頑張って勉強してこの大学を出て、大手企業に主食すれば一生安泰だ!というようなことはなく、他者との関りから学び、自分なりの幸せの形を見つけていくというある意味、一昔前から比べると複雑な時代になっていると思います。
逆に、他社の意見も聞くけれど、自分自身はこう在りたいという自分らしい芯ようなものを見つけられる人にとっては、とても楽しい時代だと思います。

話が逸れましたが、この対話型アート鑑賞会は、大人も子供も正解のない解を見つける思考を身に付けるのに、とても良いトレーニングになると思います。

今回は、我が家も子供達9歳8歳6歳が参加させてもらい、子供達7名+大人3名で一つの絵を見て、どんな印象を受けたか、そしてそれは何故そう思ったかをそれぞれが発表しあいました。
今回、発見だったのが子供それぞれに、私が知らなかった外での顔の一面を知れたこと。
お姉ちゃんは恥ずかしがり屋だから、あんまり発言しないかな!?なんて思っていたら、めちゃくちゃ手を挙げて発言するし、何なら言われてもないのに、前に出て熱く説明していたり。
そうかと思えば、男子はしっかり手を挙げて発言するタイプと思っていたら意外にも恥ずかしがってなかなか発言しなかったり。次女も同様でした。

子供も成長と共に、親の知らない面を持っているんだなと、今日はそれぞれの成長を感じることが出来ました。

また12月16日(土)午後にも大人向け、子供向けの2部構成でオトナキチコーヒーのレンタルスペースで開催されますので、何だか面白そう!と思った方は、是非お気軽にご参加くださいね。
(参加ご希望の方は、コメントか坂根めぐみFacebookなどでお知らせくださいませ。後日申し込みページがUPされたらご案内させていただきますので)

絵画を見るって、敷居が高そうなイメージですが、その敷居が音を立てて崩れる面白体験が出来ますよ♪

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