見出し画像

人生どん底のクリスマス

こんばんは。
出雲徒然日記です。

昨夜は親族で集まり、家でクリスマスパーティーをし、楽しい一夜となりました。子供達は大はしゃぎで大騒ぎ!朝にはサンタさんからのプレゼントが届いていて、大喜びでした。
そして、今日は朝から夜までありがたいことにみっちりの仕事のスケジュールで嬉しいクリスマスの一日となりました。
11年前に起業してからというもの、仕事が趣味のようになっていて新しい事を始めたり、未知の世界に足を踏み入れたりする機会が多くなり、日々楽しく過ごさせてもらっており、日々幸せだなあと感じています。

ただ、それも11年前の人生どん底のクリスマスがあったお陰だなと
クリスマスが来るたびに思い出すのです。
もし、私のこのエピソードを見ていただいた方が私も大丈夫だ!と思ってもらえればと思い、私の人生どん底のクリスマスの日をご披露させていただきますね。

11年前、35歳の私は大阪で一人暮らしをしていました。
とにかく田舎が嫌で、都会に憧れて高校卒業と同時に出雲を離れ、広告代理店で営業の仕事をし、お給料も良く、はたから見れば独身を謳歌しているかのように見える35歳でした。
ただ、私自身、20代のころから結婚願望が強く、世に言う婚活というものをしていました。
25歳から婚活を始めて、ちょうど10年目の35歳。
年齢だけは重ねましたが、迷走に迷走を極め、結婚できる気が全くしなくなっていた35歳のクリスマス。
自分で自分を追い込んでいたので、とにかくストレスがたまりに溜まっていました。
そして、その頃の私は自分で自分を不幸にするような考え方をしていたので、今思えばそりゃあ、婚活も人生もうまくいかないよね。。と思うほど、不幸のオーラを全開に出していた35歳の私。
もし今目の前に35歳の私が現れたら、絶対に近づきくないなと思ったことでしょう。
そして、人生の分岐点になることが起こったのがクリスマス。
一人寂しく、クリスマスを家で過ごしていたのですが、ふと、お風呂に入る前に背中を見ると。。。
背中一面に真っ赤な大きなブツブツが出ていたのです。
痛くもかゆくもないので氣が付かなかったのですが、見たことのないほどの大きさで、真っ赤になっているではないですか!!
夜なので、皮膚科も開いてないし、もう恐怖しかありません。。。
しかも、クリスマスの夜。
泣きました。
一人でえんえん泣きました。
私はなんて不幸なんだろう!と。
自分で選んで働いていた広告代理店の仕事も朝から晩まで働くハードワークという事や、婚活がうまくいかないこと、自分が望んで住んでいる大阪の町なのに、私はなんて一人ぼっちで寂しいんだろうと。
これからどうやって生きていこうか。
このまま仕事を続けるのも、先が見えないし、結婚する見込みもない。
おまけに身体中ブツブツまで出始め、人生どん底の35歳クリスマス。

ただ、ここまでどん底になった私は何をどう変えていけばいいのか、どう行動すればこのどん底から這い上がれるのか、考えに考えた結果、もう変えるものは私の考え方しかないのではないか。という結論に至りました。
そこから、脳科学や量子力学という人生の法則を学び、これまでの自分の人生がなぜ上手くいかなかったのか、自分の思いとは逆の方向に行ってしまうのかが判りました。

結局、自分自身の考え方が不幸も幸福も作り出しているんだという事が判った時は、衝撃的でした!
35歳までの私は人生って、運命が決められていて、自分ではどうすることもできないし、何か悪い事が起これば、人のせい、人が悪い、人が羨ましいという考え方をしていました。
だから常に不平不満を口にしていましたし、そんなもんだと思って生きていたのですが、いよいよ35歳で自分の中のどん底を味わったことで、何か変わらなければいけない。このままではだめだと強く思い、自分自身の考え方を変える術を学び、ようやく自分の人生は自分で創っているんだという考え方に切り替えることが出来ました。
35歳のクリスマス。背中に真っ赤な発疹が出て、悲しくてやるせなくて、どん底だな。という経験をしたことで、強く変わりたい!と思うきっかけとなりました。
おそらく、あそこまでの嫌な経験がなければ、強く変わりたいとも思わなかったでしょうし、だらだらと過ごしていたかもしれません。

ただ、11年前のクリスマスをきっかけに、社会人になって初めて学びというものに自己投資をし、それにより自分の考え方が変化し、自分の人生は自分で創っていく楽しいものだという感覚になれました。

だから、もしこれを見ていただいている方の中にも11年前の私のように自分の人生が辛い、悲しい、やるせないと思っているのなら、それは大きく変化できるきっかけだと思って、自分自身を見つめ直してみて欲しいなと思うのです。
全ては自分の考え方、解釈次第。
私は11年前の辛いクリスマスを想い出すと、あの時の私は本当につらいと思っていたけれど、今振り返ると、本当に良いきっかけをもらえてありがたいなという経験に解釈が変わっています。
過去の辛い経験も、解釈次第で、良い方向に向かうきっかけにもなりえますが、そのままつらい経験にしておくこともできます。
全ては自分の解釈次第。
起こる事象に対して、どのように自分が解釈をするのか。
良いことが起こるきっかけとするのか、つらい経験だったで終わるのかは自分次第。

ということで、クリスマスになると懐かしく思い出す、私の35歳クリスマスブツブツ事件。
今となってはもう笑い話で、笑いのネタとして色んな人に披露しているほどです。(あの時は本当に辛かったのですが。)

この文章が一人でも誰かの役に立ったり、くすっと笑ってもらえると嬉しいなと思います。

それではメリークリスマス!
ステキな夜をお過ごしください。

出雲徒然日記でした。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?