【漫画エッセイ】母が大動脈瘤破裂で運ばれました【episode28|生まれることは世界に入社すること・家族第2章】
■このシリーズの続きです■
こんにちは、清水楚央です。このシリーズの最新話書きました。
今回は2本立て!テーマは母娘関係。
<不登校も役に立つ>
意外と子供って母が何しているかめっちゃ見ているし、わからないだろうと思って、こぼした家庭の愚痴の内容もわかっていたりしますよw
<最高の友達になる日>
<余談あれこれ>
母娘関係でマンガをかいてみました。
このマンガを描き始めてから親子や家族について見直す時間が増えました。よくよく考えてみると、親子って面白い関係性ですよね。
親子・家族ってあたりまえの生活の基盤みたいに思いがちですが、生まれた直後に、年の離れた人といきなりチームを組まなきゃいけないイベントと捉えると見方も変わってきます。
価値観も時代背景も違う人同士が、10年以上初期メンバーとして一緒に暮らしながら人生を生きるってなかなか高度なチーム編成です。
生まれることは世界に入社すること
生まれること=仕事内容が「人間活動をすること」の会社に入社したことと捉えるとわかりやすいと思います。
この世界に入ったばかり(生まれたばかり)の子供は、世界についての業務知識と仕事するスキル(人間活動)を持たないので、新人として親から新人研修を受けるわけです。
そして、研修が終わり独り立ちできるようになると、先輩(親)の元を離れ、親会社(家族)以外の会社(社会)へ出向したり独立したりしていきます。
そして、半分は親の教育の影響を受け、半分は親以外から学んだことでできた、ひとりの人間が形作られるわけです。
この状態になった後に、先輩(親)と出会うと新しい関係性が始まります。
親と子供ははじめて、お互い刺激しあえる同僚の関係になれると思うのです。
わたしはこの現象を、親子第2章と呼んでいてかなり面白がっています。皆さんもこういう変化ありませんでしたか?
親だと思ってみていた相手がひとりの人として見える瞬間。
子だと思ってみていた相手がひとりの人として見える瞬間。
共感できる部分もあるけれど、意見の違うところもある。
同意と相違のいいバランスをもった相手として出会えるようになってからがおもしろい。
J humind association 清水楚央
→次のお話<Episode29|男心も女心もむずかしい>
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広大な仮想空間の中でこんにちは。サポートもらった分また実験して新しい景色を作ります。