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病院のリハビリと介護のリハビリの考え方の違い

最近は介護施設でもリハビリを求められていますよね?

報酬改定ではADL加算や機能訓練加算などが追加されたり
施設の売りとしてリハビリ特化型やマシンを導入している施設も
多くあります

今回は介護施設でのリハビリについて考えてみたいと思います

動画でも解説中!
https://youtu.be/Y8dTpJpLQoM

そもそもリハビリとは、
『失われた心身機能や社会的機能を再び取り戻し
本来あるべき姿にすること』
と言われています

わかりやすく言うと
100あった能力が怪我や病気によって50まで低下したとします
これを再び100に戻すことが、いわゆるリハビリです 

ではこれを介護現場に置き換えて考えてみましょう!

介護現場では脳梗塞や心筋梗塞、認知症、パーキンソン病など
元の状態まで回復が見込まれない方も多くいらっしゃいますよね?

もちろん、元の状態までに戻らないとしても
少しずつ回復する可能性はあります!
機能を維持することだってとても重要です!

しかし、それでは先ほどのリハビリの定義からはズレてしまいませんか? 

そうなんです
医療的なリハビリの定義を持ち込んでしまうと
介護現場では限界がありますし
利用者様に説明する際も中途半端な説明になってしまいがちです
(うちでリハビリすれば必ず良くなると言ってしまうのは考え物です…)

なので
介護現場ではもう一つのリハビリの定義を使うことが大切です!

もう一つのリハビリとは、


『障がいがあっても日常生活や社会社会との繋がりを保つことが出来る』
というものです!

詳しくは動画で!
https://youtu.be/Y8dTpJpLQoM

つまり、
脳梗塞などによって片麻痺や言語障害が残ってしまったとしても
社会資源を使って自宅での生活を続けることが出来たり
外出することが出来たりなど
必要な支援を受けながら日常生活を送ることが出来るようになることも
1つのリハビリだと考えています!

機能を改善させることだけに重きを置くのではなくて
その方が出来ることを探したり、練習したりすることも
立派なリハビリだと思います!

このように介護現場では
手が痺れていても料理が出来る
車いすでも自分でトイレに行けるなど
生活に重きを置いたリハビリを目指してるのがいいと考えています!

また、
今年の3月に病院での維持期リハビリが終了したこともあり
介護施設でのリハビリの重要性は増しています!


これからも介護のことやリハビリのこと
コミュニケーションや自立支援のことなど
一緒に考えていけたらと思っています!

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動画のチャンネル登録も大歓迎です!
https://youtu.be/Y8dTpJpLQoM

では、今日はこの辺で♪

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